Memorial GALLERY


 2023.03.16

2014.03.16 新田野−上総東 NikonF5 AFNikkor20-35oF2.8 RVP100

昨年11月で定期運用から離脱したいすみ鉄道のキハ28。以後もしばしば団臨扱いで運用に入っていたが、それも2月初旬で終了し、今後は国吉駅で保存されるという。 かつて1800両以上も製造され、宗谷本線から指宿枕崎線まであれ程の勢力を誇っていたキハ58系列も、これにてついに本線上から完全に姿を消すことになったわけである。 中学時代、暗黒期真っ只中だった地元マリーンズを冷やかしながら鉄友と「ロッテのリーグ優勝と103系やキハ58の全廃とどっちが先か」などと軽口を叩いていた頃からすると隔世の感がある。 ちなみに103系ですら風前の灯となった今日、マリーンズは2度の日本一は達成したもののいずれもCSからの下剋上で、実はリーグ優勝は達成していない(笑)。

それはさておき、キハ28が富山からお輿入れして2年目の春、菜の花シーズンに好天に恵まれて休みの度に沿線に出向いていた。 この日も西畑−総元の正安寺のストレートでマーク無しのニッパを顔面撃ちで仕留めてから、大多喜・国吉の停で追い抜いて台河踏切へ。 いつもならここも面タテポイントなのだが、今日は築堤の菜の花がいい雰囲気。空も青いし、ワイドの見上げにはもってこいである。 ハスキーをローアングルにして、広角ズームを35o相当でセット。 間もなく踏切が鳴ると、DMHのサウンドを響かせながら、急行色が春風に乗ってファインダーを通り過ぎた。

いつになく暖かくなるのが早く、間もなく花の季節がやって来ようとしている2023年。今改正でいすみのキハは運転日が半減し撮影のハードルが上がってしまったが、 全国区で見ればまだ僅かながら魅惑の被写体は残っている。この春もどこかで国鉄色の名優たちを華やかな彩とともに切り取ってみたいものである。

 No. 撮影年月日 被   写   体    撮 影 区 間
 No.04 2022.02.27  江ノ電300形305F 腰越通り併用軌道   腰越−江ノ島
 No.03 2004.02.08  キハ40×2 常紋峠150KP   金華−常紋(信)
 No.02 2000.01.22  キハ52・28×6 加太越え   加太−中在家(信)
 No.01 2015.01.12  いすみ鉄道キハ52・28 正安寺ストレート   西畑−総元
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