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789.富山地方鉄道デキ工臨イベント 西加積用水路
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2025.09.15 富山地方鉄道本線 西加積-中加積 NikonZ8 NikkorZ17-28mmF2.8VR S ISO200
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30年近く恙なく鉄活動を続けてきた経験からして、私は自他ともに認める“晴れ男”のつもりでいた。ここぞ!とい
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うところで勝負をものにしてきた自負もある(悪い予報なら出撃しなかっただけ?)。ところが、うちの細君は私を上回
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るほどの“晴れ女”だった。確かに、普通のお出掛けや旅行は撮影と違って全く天気など気にしないが、不思議とい
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まだかつて雨傘のお世話になったことがない。ということで、今回もわざわざ富山までご同行願ったのだから、奇跡
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のパワーを発揮してくれるに違いないと密かに期待していた。
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するとお見事!常願寺川橋梁の朝練を終えて市内のホテルまで戻ってくると、先ほどまでの曇天がウソのように
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ぐんぐん青空が広がってきたではないか。よし、これは勝てる!手早く朝食を済ませてチェックアウト。再び立山線
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方面に車を走らせた。次の立山までの1往復はホキを置いての単機運用。立山駅構内でお土産を物色したりしな
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がら駅近の鉄橋でデキを撮影し、そのまま追走を開始する。だが、鉄仲間での追っ掛けと違って食わず・休まずと
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いうわけにはいかず、綿密なスケジュールは組んでいなかった。とりあえず確実に撮れそうな中加積付近に先行し
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て沿線を流してみる。だが、どこも田んぼは刈入れが始まり、線路際は足回りが隠れるほど草が茂っていた。
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そんな中、1か所だけどうにかなりそうだったのが、細い水路を渡る小さなガーター橋。ここならほんの一瞬足回り
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が抜ける。広角で寄ればバックの8号線も目立たず、夏空を背に駆けるデキと水面に反射する機影まで撮り込める
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はずだ。ところが、思った以上に列車はすぐにやってきた。画角を下に振り切る勇気が持てないまま、軽やかなジョ
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イント音を響かせて機関車が登場。結果水鏡は見切れてしまったが、まぁ納得のいく1枚を仕留めることができた。
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