|
|
|
|
772.東武100系スペーシア「きぬ110号」 利根川鉄橋の大築堤
|
|
|
|
2025.04.29 東武日光線 新古河-栗橋 NikonZ8 SIGMA50㎜F1.4DG HSM ISO200
|
|
1・2月に利根川鉄橋の大築堤を幾度か訪れ、本命の富士山バックと併せて上り列車の編成撮りも押さえた。陽
|
|
の低い時期なので7時台のスぺーシアがいい光線で捉えられはするのだが、如何せん地面が冬枯れ色なのが物
|
|
足りない。ここはぜひ田んぼに水が入ったくらいのタイミングで再訪したいと考えていた。
|
|
各種サイトやSNSによると、4月20日過ぎから田んぼに水が張られ始めたらしい。チャンスは昭和の日にやって
|
|
きた。前夜の雨がウソのように、未明には晴れ間が広がる予報。 運用を見ると、「スペーシア日光」の回送は金色
|
|
編成だが、上り朝一の「きぬ110号」は原色が登板予定。 これだけサクッと撮って帰れば、昼からの家族サービス
|
|
にも支障はない。近場で列車の通過もそれほど早くないことから、鉄にしては遅い5時起床で車に乗り込んだ。
|
|
現地に他の鉄ちゃんはゼロ。 近年ネタ目当てだとどこへ行っても鈴なりの人だかりで嫌になるが、これなら心置
|
|
きなくセッティングができるというものである。田んぼの水の入り具合と線路の映り込む角度などを勘案して立ち位
|
|
置を探る。画角的には冬に撮った135㎜のアングルが好みだが、水鏡ならもっと栗橋よりから50㎜でローアングル
|
|
見上げがベストという結論に至った。サブにもう1台35㎜タテ構図をセットして準備は万端。ただ、真冬に川縁の強
|
|
風に耐えながら富士バックを撮った撮影地だけに、今日も早朝から無風の好条件とはいかない。金色スペーシア
|
|
はゆらゆらの反射で通過していった。次こそは!7時54分、揺らめく水面が少し落ち着き始めたタイミングで、ジャ
|
|
スミンホワイトの東武特急がゆっくりと築堤を駆け登って行った。これにてミッションは完了!帰宅後は明日の出撃
|
|
に向けて今日は家族サービス。午後は酒々井のアウトレットで一般人的休日を過ごしたのだった。
|
|
|