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805.東武100系スペーシア「スペーシア日光1号」回送 利根川鉄橋の大築堤
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2026.02.03 東武日光線 新古河-栗橋 NikonD850 AF-SNikkor500㎜F4VR ISO400
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月が改まって2月、そろそろスペーシアの通過時刻に太陽が完全に顔を出しそうだと三度利根川の築堤に車を走
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らせた。ところが、東北道を走っているときから気になることがあった。朝焼けに染まる東の空とは反対側、まだまだ
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暗い西の天空には見事な満月が輝いている。与謝蕪村の「菜の花や…」の句を引くまでもなく、満月は太陽と真逆
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の方向に動いていく。ということは、今日は狙いの列車が来るタイミングで、まん丸い月が築堤に沈んでいくというこ
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とである。朝日をとるか、望月をとるか…風流ながら究極の選択である。6時半少し前、決断できないまま現地に到
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着。 サンサーベイヤーと睨めっこしながら時計を確認する。1本目のスペーシアはまだ月の高度が高いと見て、東
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の空のグラデーションをバックにシルエットを抜いた。
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15分後の「スペーシア日光」の送り込み回送なら、月は程よく下線より下、築堤より上くらいに来るだろう。線路の
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反対側に回り、Z8にサンニッパをセット。だが、これでは安全策過ぎて構図に緊張感がない気もする。連写が遅い
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分タイミングは心配だが、一か八かでD850にゴーヨンのセットも隣に並べてみた。
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見る間に月の位置が低くなってきた。アングルを微調整しながら主役の登場を待つ。間もなく、利根川の鉄橋を渡
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る轟音が響いてきた。露出と構図を確認して腹を括る。来た!Z8は切りっぱなしで、D850のファインダーを覗き、一
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瞬のチャンスにシャッターを切る。手応えはあり!モニターを確認すると、いちごスペーシアの鼻先には夜明けの空
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に薄くなりつつ沈みゆく満月が、くっきりと写り込んでいたのだった。
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その後は「きぬ110号」を普通に編成撮りして野田線に転戦。飽きずに8111Fに照準を定めることにした。
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