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780.東武100系スペーシア「きぬ139号」 利根川鉄橋の大築堤
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2025.07.26 東武日光線 新古河-栗橋 NikonZ8 AF-SNikkor35㎜F1.8G ISO320
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朝のタラコ2連はその後403が単行で上総牛久往復のスジに、405は402と組み直して上総中野までのスジに入っ
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た。光線も硬くなるし、タラコ単体が牛久までではイマイチ撮りたい絵も思い浮かばない。そして何より、今日も関東
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地方は40度近い猛暑である。こういう時は一旦撤収して頭を冷やすに限る。市原市内のゆで太郎で朝食のそばを
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すすり、午前のうちに家の近くまで帰ってきてしまった。だが、このまませっかくの出撃日和を無為に過ごしてしまう
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のも勿体ない。自宅でPCを叩きながらしばし逡巡した末に、栗橋-新古河の大築堤にスペーシアを狙いに行くこと
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にした。運用を調べると、程よい時間に原色といちごスペーシアが下っていく模様。田んぼも程よい季節だし、埼玉
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北部から北関東エリアはゲリラ雷雨の恐れもあるが、イチかバチかアタックしてみるのも良いだろう。
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というわけで、今日の第2ラウンドは東武日光線。これまでは朝の列車ばかり撮影していたが、スッキリした大築
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堤は西側からも構えることができる。まずは新古河寄りの踏切で上りの「けごん32号」を待つ。ところが、運用予定
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では原色のはずが、差し替えでもあったのか、まさかの金色スぺーシアが登場。まぁ、日の高い時間のこの列車は
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どうでもよいとして、これはすなわち17時の下り「けごん37号」が被写体でなくなることを意味している。参ったなぁ、
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これを逃すと次の列車は18時の「きぬ139号」。陽の長い時期とはいえ、光線はどうなるのか!?
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しかし、7月の日は長い。心配は杞憂に終わった。通過30分ほど前に太陽方向に薄雲が広がり露出が低下…。
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もうダメかと思ったが、直前に雲の下から夕陽が射し込んだ。広角で稲穂と青空を広々と入れた構図をセット。間も
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なく、赤みがかった光線に照らされて、流線型の車体が伸びやかに築堤を下って来た。
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