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766.江ノ電300形305F 龍口寺カーブ
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2025.02.19 江ノ電 江ノ島-腰越 NikonZ8 SIGMA50㎜F1.4DG HSM ISO200
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富士山バックのスペーシアを押さえてしまった後、色味のない関東平野の冬の課題として考えられるのが江ノ電
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の300形だった。 七里ヶ浜付近の富士山バック、鎌倉高校前前後の海辺、腰越通の併用軌道とどれをとっても冬
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枯れ色は関係なく、逆に澄んだ空気と低い光線がモノを言う。問題は300形の運用が事前に一切わからないことだ
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が、まぁそれは行ってからのお楽しみ。訪問回数でアタリを稼ぐしかない。というわけで、この日は朝一の七里ガ浜
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を目指して未明の湾岸線に車を走らせた。
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ところが、せっかく早起きして出掛けてきたのに、お目当ての305Fは藤沢方。これでは昼頃まで光線的に手も足
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も出ない。とりあえず腰越通の終日1000円のパーキングに車を停め、1000形などを富士山アングルで撮り、七里ヶ
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浜付近で湘南らしいモチーフを見つけてお遊び構図で300形のサイドビューを狙った。こうしてフラフラすること数時
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間、昼近くなって、ようやく龍口寺カーブで正面に陽が回るようになってきた。一昨年は85㎜のパツパツ構図で攻め
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てみたが、今日は標準広めで構えてみることにしよう。
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ところで、この一帯は鎌倉後期に『立正安国論』を唱え幕府に処刑されそうになった日蓮上人が、奇跡によって助
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かったという刑場のあった場所。そこに弟子の日法上人が日蓮の聖像を安置したのが、アングル背後の龍口寺の
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始まりだとされる。 車や歩行者のカブリ、自転車の並走(笑)など予期せぬトラブルをかいくぐりながら撮らねばなら
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ない路面区間、ここは心の中で法華経でも唱えながら撮影成就を祈願しようではないか。待つこと1時間余り、カツ
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ン・カツン…という古風な踏切の音とともに、Mr.江ノ電305Fが身をくねらせながらファインダーに姿を現した。
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