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2014・10・14 函館本線 昆布−ニセコ (PENTAX67 smcPENTAX75oF2.8AL RVP50(+1)) | |
10月は秋らしさを表現するのが難しい。多くの地域で稲刈りが終わり、以前のようにはさ掛けをするところも減ってしまった。
かといって、紅葉も本州では本格的に色づくのは11月に入ってから。この時期に錦に染まる山々を愛でるには、北海道に渡るしか手はない。
9年前の今頃は、錦秋の海線を行く終焉間近の道南ブルトレを追って最終便で千歳に入り、レンタを駆って噴火湾沿いを攻めていた。
下り「北斗星」から夕方の上り「トワイ」までの間合いは山線で「ニセコ号」。蘭越−倶知安間のDE牽引が我々にはハイライトだった。
この日は昆布のオーバークロスに三脚を立てた。3年前に訪れた時よりも1週遅い分、ニセコ・アンヌプリの裾に広がる高原はもう晩秋の風情。 時折冷たい風が吹き抜ける中、雛壇を組んで待つことしばし、カーブの先からDEの変則ジョイント音が響いてきた。 昔に比べて魅力的な被写体が激減し関心も薄れていたが、来年度の修学旅行に向けて下調べをしていたら、久しぶりに北の大地に興味が湧いてきた。 手付かずの自然が残る山線沿線など、線路脇から少し入れば野生動物が闊歩する『ゴールデンカムイ』の世界ではないか。 疼く煩悩を押さえ、カメラを置いて北海道の歴時と文化を楽しむ旅も悪くないかも知れない。 |
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