2018年をもって、長年使い続けてきたフィルムカメラを第一線から降ろした。それまでもPENTAX67やNikonF5と併用してデジ機を使って
はいたが、写真展に参加して自らの写真を大伸ばしするに至ってフィルムの限界とデジタルの可能性を痛感した。また、海外にまでフィー
ルドを広げるようになると、機動性などを勘案しデジを主軸にせざるを得なくなった。これらの観点から機材体制を一新したが、デジ機を主
軸にすることにより、俯瞰での描写性が飛躍的に向上し、超望遠を駆使した思い切った構図が取りやすくなり、感度を上げることで夜間の
走行撮影が可能になった。フィルム時代よりも表現の幅が格段に広がったのは間違いない。そんな新世代の愛機をご紹介しようと思う。
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