撮影日記−新作公開−




















































NO. 514
DATE 07.11
514.大井川鐡道21000系 大井川第一橋梁 
2019.04.16 大井川鐡道 川根温泉笹間渡−抜里 NikonD850 AFDCNikkor135oF2 ISO200
  鹿島貨物をバッチリ決めて船岡ショックから立ち直った私は、翌日火曜の休みにバリ晴れ予報がシンクロしたの
 を確認して新東名を西下した。桜満開から1週間、今度は新緑の大井川鐡道がターゲットである。
  朝一は、いつもの神尾の採石場俯瞰にてセッティング。谷間に差し込む朝日によって反逆光から照らされる淡い
 緑が美しい。ローテからすると、今日は下り一番が南海のはずである。果たして、6時半過ぎ、川沿いのストレート
 に姿を現したのはライトグリーンの湘南フェイスだった。
  次はコイツの返しをどこで迎え撃つか。私の乏しい沿線情報では午前上りは意外に選択肢がなく、新緑の美しさ
 とヌケの良さから、定番ながら第一橋梁の俯瞰にやって来た。 昨年は上り口の道路沿いに三脚を立てたが、ふと




















































NO. 514
DATE 07.11
 
 見ると上段にも立ち位置がありそうだ。斜面直登で木々を掻き分けると、もう少し高い角度から橋を見下ろせる場
 所に出た。新緑の木々と山の稜線をバックに、川の流れを手前まで入れて、135oタテですぐに構図は決まる。あ
 らためて自分のサイトで昨年のアングルと比較すると、確かにこちらの方が立体的でよろしい。再訪した甲斐があ
 ったというものである。1台だけでは勿体なくなり、俯瞰用サブ機のD800にもマミヤ200oを装着し、ヨコ位置でダッ
 コちゃんに固定。間もなく列車通過の時刻である。レリーズ2本を握って臨戦態勢に入った。
  8時15分、タイフォン一声、今日の主役が笹間渡の駅を後にする。川根温泉の裏手でカーブを描き、長い長い鉄
 橋に17m車2両の可愛らしい編成がゆっくりと姿を現した。
  次の1本は、林道をさらに登って鉄橋真横の俯瞰で撮影。10時台の通過ではあったが、まだ4月も半ば。それ程
 硬い光線にならずに美味しく頂戴した。他に鉄ちゃんもおらず、鶯の泣く中一人静かにお気に入りの列車にシャッ
 ターを切るのは、まさに至福のひとときであった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





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