2021.01.19 |
2013.01.19 滑河−久住 NikonD800 AF-SNikkor70-200oF2.8VRU ISO200
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二度目の緊急事態宣言で遠征が厳しくなる中、国鉄型電機が活躍する鹿島貨物は、千葉県民にとってお散歩レベルで撮影できる貴重な存在である。
現行ダイヤでも愛知のロクヨンが先頭に立つ1095〜1094レ、新鶴見のPFが牽く1093〜1092レの2往復と十分魅力的だが、8年前までは全てロクヨンの3往復体制という今以上に贅沢な陣容だった。
春改正で受け持ちのカマが替わると聞き、この年の1月は多忙な受験関連業務の合間を縫って車で1時間余りの撮影地に足繁く通った。
この日は安定した冬型のド快晴、そのうえ3往復全て原色という、いわゆる国鉄色祭りの日。 夕方から出張業務が入ってはいたが、17時にラフな格好で幕張集合なので、鉄活動の後でも余裕で間に合うはずである。 日の出直後の神々しい光線で北浦橋梁の77レを頂戴し、下総神崎に取って返して続行の71レを撮影。 次なる被写体は昼前に鹿島サッカースタジアムを出る72レである。今は設定されなくなってしまったこの時間帯のスジは、特に陽の低い冬場だと、滑河のオーバークロスで撮るのにピッタリだった。 かつて183系「あやめ」の撮影で訪れた道路橋に67とデジをセット。現在ならパニック必至のネタと条件っだが、この日は僅か数人で立ち位置を独占できた。 12時直前に、コキ5両の可愛らしい編成がファインダーに登場。67はうっかりパンタを抜き損ねたが、当時最高画素機だったD800でバッチリ仕留めることができた。 ところで、デジを本格的に使い始めて間がなかったあの頃はどうも露出の勘どころがわかっていなかったようで、振り返るとやたらとアンダーなカットが多い。 通りで色味もおかしいわけだ。幸い現像ソフトも充実してきたし、自粛ムードの中Stay Homeしながら再現像してみたのが今回のカットである。 |
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