Memorial GALLERY
2011.08.26
2001.08.26 南福島−金谷川 MamiyaM645SUPER SEKOR A200oF2.8 RVP(+1)
つい今月の初めにも走った「ひばり」。数ある名列車の中でリバイバル6回とは、みちのくの看板特急の面目躍如といったところだろうか。今回は天候不順なうえ、 下りのみということでよい撮影地が浮かばずパスしたが、振り返ると過去 5回のうち 3回出撃と我ながらなかなか頑張っている。そういえば、幼稚園から小学校低 学年の頃、鉄道図鑑を見ながらよく描いていた485系特急群の中で、「ひばり」のカラフルな絵マークは千ちゃん少年一番のお気に入りだったのであった。
10年前の初リバイバルは、普段「はつかり」に使用されている青森車8連での運転だった。実際に見たり乗ったりしたことはないものの、幼年時代の憧れに会える ということでやる気は満々。この前日に秋田からフェリーで京都に帰還した私はその晩には上り「ムーンライトながら」の客になり、翌朝上野からひたすら鈍行 で東北本線を北上した。スジから考えて、一番のポイントは南福島−金谷川の通称“ナンプクカーブ”。春のリバイバル「みちのく」は豪華すぎる583系12両編成 だったため入りきらずに諦めたが、今回はピッタリ編成が載るはずである。
現地は予想通りの大入り満員。最上段に何とか空きを見つけてハスキー全開でセットする。天気は予想に反してイマイチだったが、通過時刻が迫るにつれて徐々に 明るくなってきた。やがて眼下にカーブを描いて伝統の東北特急が登場!直前で雲間からピッカリ差し込んだ夏の光線に、運転台のガラスがギラリと鈍く輝いた。 ちなみに、翌年の2回目は仕事で行けず、03年の3回目は飯田線のユーロに浮気。07年の4回目は高久駅先で薄雲にやられ、昨冬の5回目でようやくバリ晴れを頂 戴したのであった(→
ココ
)。さて、次は9月初頭に「やまび こ」がリバイバル。一体どこで撮ろうかな?
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