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97.小田急7000系LSE「はこね29号」 座間の桜並木
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2010.04.06 小田急小田原線 座間−相武台前 NikonF5 AF-SNikkor300oF2.8ED RVP100
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♪さくら ひらひら 舞い降りて落ちて…毎年この曲を聴くたびに、「あぁ、次の春こそはここへ行こう」と思っていた。
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小田急線の窓に桜が映る、名所座間のお立ち台。ターゲットはもちろん復活塗装のLSEである。だが、これがなか
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なか難しい。天気と休みの兼ね合いは言うに及ばず、開花の時期を逸したり運用をつかみ損ねたりで、何年経って
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も撮れやしない。雑誌やネットでも目にするのはVSEの写真ばかり。もしや復活LSE&桜の激Xカットは未だ誰も
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極めていないのではないか…そう勘繰りたくもなってくる。
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チャンスは今春やってきた。前日までで春期講習が終わり、この日は予備校講師仲間と夜から飲み会。日中ぽっ
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かり時間が空いた。ちょうど東京は桜が満開。天気は晴れベース。連節部分の亀裂により1月から検査入場が続
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いていたLSEも、4月1日付でまず7004Fが先陣を切って運用に復帰した。逆に言うと新塗装の編成はお休み中と
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いうことで、普段は把握が難しいロマンスカー運用が指定席の予約サイトで一発で分かる。今日は新宿14時10分
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発「はこね29号」に登板のようだ。現地通過は14時50分頃である。座間、バリ順!
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予想通り、平日昼間というのに現地は50人近くの鉄で激パニック。200o前後の立ち位置が人気のようだが、ザ
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ンゴしか持ってこなかった私は、伝家の宝刀サンニッパで構えるべく後ろに下がって三脚を据えた。バックには、散
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りかけとはいえまだまだ見頃の桜並木。そういえば、6、7年前までは毎週厚木に出勤するときにこのアングルを通っ
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ていたんだっけ。きっとその頃、デビュー前の“いきものがかり”も、沿線のどこかの駅前で必死に路上ライブをやっ
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ていたに違いない。思い出に浸りながら待つことしばし、遠方からオレンジの車体が近づいてきた。
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