撮影日記−新作公開−




















































NO. 95
DATE 04.09
95.489系「リバイバルとき」 大正橋アウトカーブ
2010.03.14 上越線 渋川−敷島 NikonF5 AFNikkor135oF2 RVP100
  ブルトレ&国鉄キハをターゲットとする者にはあまりに打撃の大きかった今改正。心にポッカリ穴が開いてしまっ
 たのと週末毎に天気が悪いのとで、今年の3月は記録的な不作となってしまった。唯一車で遠征したのが改正翌
 日のコレ、「能登」編成の返却を兼ねた「リバイバルとき」であった。
  489で「とき」ってのはどうなの?という声もあったが、まぁせっかくの据え膳である。頂戴しなけりゃ漢がすたる。
 貴重な晴れ予報にも背中を押され、期末試験の採点の合間を縫って出撃することにした。我がジムニー号にへっ
 ぽこ軍団長とエヌ脇隊長をお迎えして3人乗務で出発。あくまで「とき」の看板強調で行くか、インチキ・リバイバルな
 らいっそのこと上越線でボンネットという組み合わせ重視で行くかで悩むが、色味の無い季節、茶色い景色を撮っ
 てもイマイチと判断し、まずは数少ないバリ順ポイントの一つ、大正橋の榛名山バックに向かった。
  今日はあまりヤル気なくペンタを置いてきてしまったため、35判の一発勝負。山とのバランスを考えて135oで立
 ち位置を探る。ここでいつもなら10年来の付き合いになる80-200oのズームを引っ張り出すところだが、今日は少
 しでも高画質を求めて配備したばかりの新兵器、AF DC-Nikkor135oF2を装着。鉄的にはボケ味のコントロールは
 正直どうでもいいけれど、単焦点ならではの描写のクォリティーに期待が高まる。
  9時半過ぎ、渋川駅から大きく右カーブを切って大正橋を渡ってくるボンネットが見えた。正面には「と 朱鷺 き」の
 漢字入り文字マーク。ま、それなりにカッコイイからよしとするか!ちなみに、後日聞いた話では、かつて一度だけ
 489系による「とき」の代走があったのだとか。なるほど〜。しかし、エラいピンポイントなリバイバルですな(笑)。





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