撮影日記−新作公開−




















































NO. 91
DATE 03.09
91.DD51+“あすか” 長門峡水鏡
2010.02.07 山口線 長門峡−渡川 PENTAX67 smcPENTAX90oF2.8 RVP50(+1)
  「なは」の翌日は津和野臨へ流れた。“旅路”引退後はしばらく設定がなかったこの列車だが、何を思ったか今年
 は“あすか”登板で突然の復活を遂げ、昨日から山口線沿線を賑わせている。3年ぶりの運転、しかもバリ晴れ予
 報とあらばDDフリークの血が騒がぬはずがない。まずは朝の送り込み狙いで日の出前から大畠−神代に陣取っ
 た。撮影地の橋の上は、津和野臨一本派と九州からの転戦派で大パニック!さらに、橋の向こうの屋代島でも何
 ぞイベントがあるらしく、車道も早朝から長蛇の列。その般ピー諸氏が投げかける奇異な視線に耐えながらロクロ
 ク+“あすか”を一発押さえ、我々は一路長門峡へと移動した。
  「やまぐち号」に詳しいD.W先輩によると、長門峡は水鏡Ver.と編成撮りVer.があるという。ま、返しは本門前踏




















































NO. 91
DATE 03.09
 
 切でガチガチの編成撮りをかます予定なので、行きはお洒落に水鏡で。前走りのキハを撮りながらまったりと過ご
 し、本命“あすか”も難なくXで頂戴した。
  徳佐で追い付きもう一発撮ってから、早々と返しのアングル本門前へ。ところがこれが凄い人!昨日曇天で敗退
 したリベンジ組が残留した上にブルトレ転戦組が加わるのだから無理もない。我々はペンタ400ピッタリ位置に場所
 取りを施して、昼食の買い出しに出た。近くのスーパーでお好み焼きを調達。食べ終わってゴミ箱を見ると「家庭ご
 みの持ち込みは禁止します」の立て札。D.W先輩、ここで一言。「家庭?そんなものはありません…」
  そんな家なき子たちに災いが襲いかかる。立ち位置に戻ると、間もなく太陽の周りに雲が広がって来た。嫌な予
 感、激落ちする露出。そして、とうとう踏切が鳴ってしまった。何ぃ…まさかの逆転負け!山間に響くDDの轟音と噴
 き上がる紫煙は確かにカッコよかった。しかし写真はサッパリ。まさに「同情するなら晴れをくれ」である。その上、
 通過直後に我々を嘲笑うかのように突如露出が全開に。これが「やまぐち」名物魔の本門前劇場というやつか(泣)
  後味悪い幕切れとなったこのツアー、悔しいので帰りの旅費をケチることにした。コサカミ号に関西まで便乗し、京
 都から片道5500円也の夜行バスで西船橋へ。ところが、車内で爆睡するはずが前席のオヤジのイビキが実に激し
 い。結局、都合3日間ロクに寝られないまま新たな1週間への突入を余儀なくされたのであった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





撮影日記トップへ