撮影日記−新作公開−




















































NO. 88
DATE 02.17
88.DE15 雪371レ 音威子府バルブ
2010.01.08 宗谷本線 音威子府駅 NikonF5 AFNikkor20-35oF2.8 RVP100
  皆さまご存知のように、鉄には常習性がある。一度激Xの快感を味わってしまうと禁断症状が現れ、その毒牙か
 ら抜け出すことが非常に難しい。厄介なことに、年末の宗谷ツアーでは奇跡の利尻富士を見てしまった。しかも準
 備不足の1日目に!翌日以降はロケハンの上追っ掛けパターンを確立したのに、ついにそれが活かされることは
 なかった。残念(涙)。が、モヤモヤした気分のまま手帳をよぉく見てみると、ん?学校の始業式辺りに休みが取れそ
 うではないか!成人の日は出勤だが、7〜10日で北海道に飛べそうだ。しかもスカイマークの空席照会を確認する
 と、何と旭川まで片道9,300円!もうこれはリベンジ即決である。気付けば私は早朝の羽田空港に立っていた。
  初日は昼の音威子府バカ停こそ晴れていたが、午後からは吹雪いて撮影を断念。早々にポンピラで一風呂浴び
 て閉館まで仮眠をとり、深夜の天塩川沿いを音威子府に向かった。天候の不安定な冬の宗谷において、最も確実
 に遊べるのが音威子府バルブである。雰囲気よし、停車番線よし、ホームから跨線橋から撮り様はイロイロ。下手
 すれば全日程悪天候という悲惨な結末もあり得るだけに、コマ単価抑制にここは外せない場所である。唯一のデメ
 リットは、宿に泊まった場合面倒臭くなって諦めてしまうこと。まぁ、時間が0時50分〜1時12分じゃあねぇ…。
  というわけで、今回は毎晩バルブも辞さずと覚悟して寝袋を持参した。そう、音威子府で駅マルヨ敢行である。毎
 夜DEと戯れ、一仕事終えたらコンビニで仕入れておいたサッポロクラシックを呷って、おやすみなさい♪
  結局、最後まで日中は降らず晴れず掻かずの最低コンディションが続いた。3泊4日の行程で駅マルヨ2泊。実
 は同様の行程を数年前にもこなしている。これで音威子府ステーションホテルへの投宿は通算5泊となった。





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