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86.DE15 雪372レ 歌内カーブ
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2009.12.27 宗谷本線 歌内−問寒別 NikonF5 AF-SNikkor300oF2.8ED×1.4 RVP100
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合宿2日目、パンダの運転手師匠とLIBERTY氏も合流し、車3台計5人で作戦開始。1発目を南幌延でやり、雄信
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内の停と問寒別の作業時間を利用して歌内カーブへ先回りする。朝方は怪しかった天気も、冬の間は半ば住人と
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化しているエヌワキ隊長の予言通り10時を回ると雲が切れてきた。昨日が終日低温だっただけあって木々の着雪
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もまだ残っている。これはいい条件で撮れそうだ!踏切近くのスペースに車を停めて全員で線路沿いを雪中行軍。
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道から撮ればお手軽ではあるが、何分相手はラッセル車、踏切ではフランジャーを上げ羽根もしまってしまい、絵
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にならない。少しでも先に進んで長玉でブチ抜かないと迫力のシーンは撮れないのである。
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そういえば、2年前の年末ツアーもここに来た。その時は時間がカツ過ぎて足場を固めていたらDEが来てしまい
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見る鉄に終わった。まぁ曇ってたからいいのだが、それよりも強烈だったのが付近で“ヒト”を発見(!)したこと。撤
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収の間際、線路脇のリレーボックスの横で何かが蠢いた。よく見ると、お手軽装備の憐れな鉄が一人側溝を踏み
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抜き、頭まで雪に埋まっているではないか!蠢いていたのは彼のニット帽だったのだ。同行のへっぽこ・★両氏と
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3人がかりで無事救出できたが、気付かなかったらどうなっていたことやら。まったく厳冬の単独行は恐ろしい(汗)。
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そんなわけで、今回も我々は足元に注意しながら進軍し、枯れ草の茎をへし折って立ち位置を確保した。奥のカ
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ーブを引き寄せるため、サンニッパにテレコンを噛ます。背後はクリスマスツリー、上空は青空。あと心配なのはや
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や積雪が少ないこと。ちゃんと掻いてくれるかなぁ…。だが、これは杞憂だった。間もなく姿を現したDE15は線間の
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雪をフランジャーで跳ね上げて、“天使の羽”を描きながらファインダーに飛び込んできた。
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