撮影日記−新作公開−


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NO. 825
DATE 09.29
825.江ノ電300形305F 腰越通り併用軌道 
2026.07.06 江ノ電 江ノ島−腰越 NikonD850 AF-SNikkor300mmF2.8VR ISO12800
  6月に子どもが産まれてからというもの、里帰りしている妻子に会うべく、休みの度に奥方の実家を訪ねる平安貴
 族のような生活が始まった。未明から機材を積んでハンドルを握り東奔西走していた日々は今や過去のこと。もは
 やすっかり“普通の人”である。この日も午前中に持ち帰り仕事を終わらせて、昼から横浜のご実家に出発するは
 ずだった。 ところが、その直前にふと思いついてしまった。どうせ期末試験の期間中、明日は試験監督をするだけ
 である。ならば多少の夜更かしも大丈夫だろう。せっかく横浜まで行くのだから、帰り道に江ノ電で闇鉄して帰って
 くるのもいいのではないか !? やはり単なる“普通の人”ではいられない。トランクに機材を潜ませて家を出た。
  21時過ぎ、夕食までご馳走になってご実家を後にする。普段なら保土ヶ谷バイパスから湾岸に抜けるところだが、


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NO. 825
DATE 09.29
 
 今日は藤沢方向に南下して江ノ島駅付近を目指す。夜間ということで渋滞もなく龍口寺のカーブまでやって来た。
 閉めかけの屋台と数人の浴衣姿の人々が歩くのを見て、今日が小動神社の例大祭があったことを思い出す。とは
 いえ日中撮影に出ることは不可能なので仕方ない。それは子育てがひと段落してからの課題に取っておくとして、
 まずはコインパーキングに車を置いて、併用軌道区間の夜間撮影のためD850とサンニッパをセットした。
  しかし、ここまでスイスイ来てしまったものの、よく考えると300形がいつ来るかも、鎌倉方・藤沢方どちらについて
 いるかもわからない。まぁ連結方向については日中と違い光線が関係ないため臨機応変に対応できるが、運用は
 気になるところ。と、1本目の藤沢行きで早くも305Fが先頭に立ってやって来た。これならすぐに計算が立つ。藤沢
 で折り返して江ノ島まで約40分。夜間の撮影ではハレーションの出るヘッドライト点きよりも、かえってテールライト
 の方が雰囲気も出て好都合。 かつて三道嶺の大噴火で鍛えられた夜闇の中での撮影の勘所を思い出しながら、
 切り位置で正面に街灯の光が当たるポジションを探り、背後に「電車接近」の警告がワンポイントで入るように構図
 を調整。22時半前、すっかり人出も捌けた深夜の腰越通りを湘南の古豪が堂々と進んでいった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





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