撮影日記−新作公開−


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NO. 823
DATE 09.07
823.京成3600系3688F 東中山登坂 
2026.05.31 京成本線 東中山−京成西船 NikonD850 AF-SNikkor500mmF1.4VR1.2クロップ ISO200
  夜行列車や早朝の貨物列車がターゲットになっていた頃は、梅雨入り前で陽も長い5月下旬は絶好の撮影シー
 ズンとされていた。確かに湿度は低く、日の出は早く、緑も美しい。条件は整っているが、如何せん令和の現在では
 撮るべき被写体が見つからない。そのうえこの時期は中間試験の採点期間。 テストが終わってすぐに返却&授業
 というスケジュールでは、休み返上で丸つけしないと仕事が回らない。それでも一昔前は、ブルトレのためなら何の
 その!と若さに任せて徹夜で成績をつけ無理にでも出撃していたが、さすがに体力・意欲的にもう限界。この日は
 朝からモヤっとした空に心を落ち着かせて、自宅で採点業務に励んでいた。
  ある程度仕事にも目途が立ち、昼食も兼ねて買い物に出掛けて帰ってくると、朝方の靄が抜けて日差しが強くな


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NO. 823
DATE 09.07
 
 ってきた。今さら遠征はできないのに、日差しがあると罪悪感が湧いてカメラを握りたくなってしまうのは長年身体に
 染み付いた鉄の性というやつか。とりあえず近場をリサーチするが、最近注目している東武野田線の8111Fは運用
 がダメ。その次に近所の救世主京成3688Fを探ると、今日は本線のローカル仕業に就いているようだった。あと1時
 間ほどで我が家至近の東中山駅にやって来る。よし、罪滅ぼしにコイツでも狙ってやるか!
  東中山駅は、武蔵野線の船橋法典駅が開業するまでは中山競馬場に最も近い駅だった。現在でもレース開催日
 には駅前から競馬場行きのバスが出ており、そのロータリーとして駅の西側はバスが転回できるよう道幅が広くな
 っている。D850にゴーヨンとジッツオを担いで徒歩数分、その一角に機材をセットする。×1.2クロップの600�o相当
 で船橋方を覗くと、谷間に位置する京成西船駅から下総台地へと一気に駆け上がる急勾配が見通せる。この時期
 のこの時間なら影落ちせずに屋根をチラリと見せる角度で顔面撃ちができるはずである。 先行電車で構図を確認
 して待つことしばし、ファイヤーオレンジの帯を巻いた3600系がファインダーに飛び込んできた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





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