撮影日記−新作公開−




















































NO. 81
DATE 12.23
81.キハ28・58「おもいでの急行べにばな号」 明沢俯瞰
2009.11.07 米坂線 羽前沼沢−伊佐領 Mamiya645PRO smcPENTAX300oF4ED RVP100
  昨秋、日没迫る手ノ子のSカーブでこれが最後と見送った急行「べになば」。が、今年も新津国鉄キハ祭りの一環
 で米坂線に急行幕の58・28が帰って来た。これは出撃必至である。運転初日は鉄仲間★氏の結婚パーティが重な
 り、翌朝アルコールを抜いて米坂に出撃した。同行は何と新郎★氏!ご本人曰く、「俺だって行きたいんだよコノヤ
 ロー!(笑)」…というわけで、スイフト号は一路東北道を駆け下った。
  目的地は、去年紅葉で極められなかった明沢俯瞰。現地でD.W・さささ両先輩と合流し、激パしているという立ち
 位置に上がった。着いてビックリ!朝から次々人が山に吸い込まれていったと聞いてはいたが、この狭い木々の
 切れ間に「のりピーでも来るんですか?」状態(←早くもネタ鮮度が落ちましたな…)の雛段が形成されていた。我々
 は先輩方の隣に入れていただき、ハスキー全開&脚立でセッティング。バケペンは165で定番のWカーブを、マミ
 ヤにはペンタ300を付けて奥のカーブを狙う。紅葉はやや盛りを過ぎた感があるが、線路際は今がまさに絶頂だ。
  苦しい体勢で待つこと約2時間、登るときは青かった空が次第に白っぽくなってきた。むむむ?露出も少しずつ落
 ちてきた。あれれ??もうダメかと思われたが、雲の濃淡に合わせて光線は一進一退を繰り返す。
  日差しが復活してきた。間もなく通過時刻。「来た!」山間にエンジン音を響かせて、錦秋のS字にゆっくりと国鉄
 色が現れる。X!際どい勝負だったが、お天道様から★氏への“ご祝儀晴れ”で逆転勝利を収めることができた。





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