撮影日記-新作公開-




















































NO. 808
DATE 05.11
808.EF63 11と24 碓氷峠鉄道文化むら 
2026.03.13 旧信越本線 横川機関区跡 NikonD850 AF-SNikkor85㎜F1.8G ISO200
  チバラギ氏から、碓氷峠鉄道文化むらのロクサン夜間撮影会に参加しないかと誘われたのは2月半ばのことだっ
 た。名古屋鉄ちゃん小嶋氏の企画で、目下メンバー募集中とのこと。碓氷のロクサンを現在の機材で撮り直せるとは
 我々世代には何とも“刺さる“イベントではないか!開催は金曜夜だが、国立大学の合格発表がほぼ終わり、仕事
 もひと段落ついている時期である。午後半休を取得するのはそれほど困難ではない。あとは日頃の功徳の積み重
 ねのご利益として奥方からGoサインをもらい、めでたく出撃決定となった。
  半日休暇を頂いて昼で職場を辞し、上野から普通電車で横川へ向かう。新幹線でもよいが、時間もあるし、たまに
 は若かりし日を思い出しながら在来線でのんびり旅をするのも悪くない。ただ、かつてのようなボックスシートは姿を
 消し、私自身も体力が落ちた。ギリギリ100km圏内の倉賀野までグリーン車を奮発し、上州への車窓を楽しむ。高崎
 から信越線に乗り換え、妙義の麓まで211系に揺られること30分、列車はドン曇りの中夕昏の横川駅に到着した。
  今回は夜間撮影会ということで、天気の心配をしなくて済むのがありがたい。実際、上空は普段なら煮ても焼いて
 も食えない状態だが、あと30分もすれば程よく闇に沈むだろう。鉄道文化むらの入り口でチバラギ氏やゴルきち氏
 ら旧知の鉄仲間と再会。主催者の小嶋氏と文化むらスタッフの方の説明の後、いよいよ園内に足を踏み入れる。
  静態保存車が並べられた一角を過ぎると、二本の線路に佇む計3両のEF63が見えてきた。29年前、浪人生とい
 う微妙な立場ゆえ中途半端な撮影のみで見送らざるを得なかった峠のシェルパたち。何とも言いようのない懐かし
 さがこみあげてきた。夜の帳が降りた頃、照明に浮かび上がる勇姿に我々はめいめいシャッターを切り始めた。





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