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80.キハ52・58・28「只見紅葉号」 田子倉
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2009.10.31 只見線 田子倉−只見 PENTAX67 smcPENTAX90oF2.8 RVP50(+1/2)
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「紅葉号」は只見僅か5分停で折り返してくる。大白川方面に逃げてもいいが、途中数カ所の片側通行が不安材
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料。何より紅葉のピークはここ田子倉だろうと判断して、定番のシェッド上で真横打ちをすることにした。散らかして
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いた機材を片付けていざ撤収!急斜面のコンクリ法面を滑落するように下山して、今度はシェッドへの斜面を這い
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上がる。ゲバ据え完了、ピン合わせ完了、構図は…視野率100%でセット完了!時計を見るどころか、息つく間も
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ない慌ただしさ。と、早くも山峡に響くタイフォンの音が響いた。広角で構えようと思っていたF5は諦め、バケペンの
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みの一発勝負。短い鉄橋に3両カツカツ載り切ったところでシャッターを落とした。
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激X!しかし喜んだのも束の間、レンズの絞り環を見ると「f 4.5」。何いぃ〜、痛恨の露出合わせ忘れ!これでは
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半段オーバーで撃沈である(涙)。あ〜ぁ、これでこのXはなかったことになる…はずであった。
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でも、よく考えてみるとこのカットが8枚目。往路の浅草岳バックで列車の頭がトンネル入るまでバカ切りしたため
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早くもこのフィルムは終わりかけだった。これはいけるかも!後日クリエイトで切り現をオーダー。6枚目まではいつ
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も通りの+1増感、それ以後は+1/2増感で現像を依頼した。7枚目はハサミが入って犠牲になるが、行きはあれ
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だけ連写したから1枚くらいいいだろう。見事、死んだはずの逆田子倉はバッチリ適露出で救済されたのだった。
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