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784.東武100系スペーシア「きぬ110号」 倉ケ崎の向日葵畑
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2025.08.08 東武鬼怒川線 大桑-大谷向 NikonZ8 SIGMA50㎜F1.4DG HSM ISO200
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今年の写真部の合宿の行先は、生徒の間から出たいくつかの候補の中から南会津の大内宿に決定した。近くの
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塔のへつりと併せれば自然美と街並みの両方が撮れることと、雄大な絶景と違い雨や曇りでもそれなりに絵にでき
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ることが決め手だったが、顧問としてはもう一つ、東武日光・鬼怒川線~野岩鉄道~会津鉄道を乗り継ぐことで、ス
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ペーシアや6050系の撮影地を車内からロケハン出来るのではないかという色気もなかったとは言い切れない(笑)。
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まぁそんな下心はさておいて、8月6~7日の1泊2日で生徒を引率し、曇天時おり小雨という空模様の下、奇岩の
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続く渓谷と下野街道の宿場町にレンズを向けてきたのだった。
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その帰り道、鬼怒川線の車窓をチェックしていると、大桑-大谷向の間に一面真っ黄色の向日葵畑を見つけた。
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スマホで位置を確認すると、どうもSL「大樹」の撮影名所倉ケ崎付近の東側のようである。 これなら朝一のスペー
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シアが狙えるのではないか?合宿で家を空けているこの期間、次の週末まで奥方は実家に帰っておりフットワーク
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は軽い。幸い明日はやや怪しげながら晴れ予報。よし、行くか!
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それから12時間後、夜明け前の東北道を北上し、今度は愛車で再び鬼怒川線に舞い戻って来た。アタリを付け
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ていた倉ケ崎は、ちょうど向日葵が満開で咲き揃い、車窓以上の見応えだった。ただ、7時頃通過の「きぬ110号」
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では、切り位置に落ちる木々の影が抜けるかは怪しい。いや十中八九ダメだろう。となれば、反対側からの後追い
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で工夫するしかあるまい。お花畑の広がりと、花の向き、線路の抜けを勘案しながらベストの位置を探った。
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間もなく踏切が鳴り、原色スペーシアが登場。本当は正面からが良かったが、まずはこんなものだろう。
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