撮影日記−新作公開−




















































NO. 781
DATE 08.31
781.京成3600系3688F 江戸川橋梁 
2025.07.31 京成本線 江戸川−国府台 NikonD850 AF-SNikkor500oF4VR ISO200
  不思議なもので、仕事が忙しくなるほど晴れの日が多くなる(?)。ここ数年、以前は口先だけだった「梅雨明け10
 日」の晴れが現実のものとなり、7月末は好天に恵まれることが多くなった。今年は特に雨が少なかったこともあり
 海の日連休あたりから週間予報はお日様マークが連発! だが、実際には連休中は雲多めのモヤッ晴れで、初日
 のスペーシア朝練は朝日が差さずに敗退。その後は細君と神宮に野球観戦に行ったりディナーを楽しんだりと、す
 っかり“普通の人”の過ごし方をしてしまった。ところが、週明けから空模様が一変、毎日のようにクリアーな青空が
 広がり、SNSには鉄仲間諸兄の戦果が並んだ。こちらも負けじと26日こそ小湊〜東武日光線と流れて奮闘したが
 その後も続くバリ晴れラッシュに身悶えする日々を送っていた。




















































NO. 781
DATE 08.31
 
  この時期に押さえておきたかったのが、東武8000系8011F。大宮公園のストレートは夏場の夕方限定で、マーク
 が外れた古式ゆかしい正統派のご尊顔を捉えるには格好のポイント。それなのに、夏期講習で身動きが取れず、
 フラストレーションが溜まった。予報では、この日も安定の夏日確定。こうなったら、東武8000系はダメでも、せめて
 近場の京成で3600系3688Fを仕留めたい。定時即上がりで帰宅し、500o砲を拾って電車に乗り込んだ。
  撮影場所はいつもの江戸川駅先端。すでに冬場の限界光線を押さえてはいるが、夏は夏でまた違った雰囲気で
 撮れるかもしれない。ところが、いざ先行電車を試し撮りすると、真正面からの強烈な西日に、ステンレス車体はほ
 とんど吹っ飛んでしまう。本番まであと20分、光線は落ち着いてくれるのか…。
  心配は杞憂に終わった。1本前の普通電車3500系を撮ると、切妻の正面は普通に渋く輝いていた。どうやら新型
 電車は前面がやや上向きに傾斜している分、反射が強くなってしまうようで、昔ながらの車両ならいい感じになりそ
 うだ。18時4分、トラス橋の向こうの国府台駅にオレンジ帯の3688Fが到着。露出を確認してレリーズを握る。電車
 が動き出した。18時を回って未だ衰えない夕日にギラつく顔面を、動体予測でファインダーに捉えた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





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