撮影日記−新作公開−




















































NO. 777
DATE 07.28
777.東武8000系8111F 古利根川橋梁 
2025.06.17 東武野田線 藤の牛島−春日部 NikonZ8 SIGMA50oF1.4DG HSM ISO200
  千葉県民の私にとって、近場の魅力的な被写体として注目していた東武8000系の8111F。少年サッカー大会だか
 何だかのヘッドマークが付いているのが玉に瑕だったが、最近になって急にマークが外されたと聞いた。 これは行
 かねば! しかし目を付けてはいたものの、如何せん休みと天気と運用の兼ね合いがよろしくない。この日も、久し
 ぶりに火曜の休みと晴れ予報が重なったが、8011Fの運用は朝のみの模様。 仕方なく、次善の策として利根川の
 大築堤にスペーシアでも撮りに行こうと早朝に家を出た。
  ところが、外環を流していると、どうも北の方の空が怪しい。これは埼玉県北まで行ってしまうとモヤモヤ雲にやら
 れて白空撃沈のパターンである。このままダメ元で突撃して無残に敗れるのも時間的金銭的に勿体ない。ならば、




















































NO. 777
DATE 07.28
 
 朝だけでもいいから野田線にチャレンジするか! 川口ICで高速を降り、4号線を北上して牛の藤島近くの古利根
 川鉄橋にやって来た。ここなら方角的に日の長い今の時期の朝でも辛うじてサイドに光が回るはずである。
  まずは大宮に向かう下り列車を後追いで撮るべく川縁に三脚をセット。風も穏やかな今日なら水鏡も狙えそうだ。
 背後の建物を隠すためにローアングルで、川面に映る車体を構図にいれようと標準レンズのタテ位置で機材をセッ
 ト。前走りの電車数本で微調整をすれば、あとは本番を待つばかり。 定刻、踏切が鳴り、懐かしいモーター音を響
 かせて古豪8000系の非更新車が目の前を走り去って行く。高速連写で丸目顔の古豪を見送った。
  さて、次がいよいよ本命の返しのスジ。時間が経てば、先ほどはカツく当たる程度だった側面にもう少し光線が当
 たるだろう。期待しながら構図を再確認。が、時間が気になりあらためて運用を確かめると、衝撃的な事実が発覚
 した。大宮からの折り返しは春日部で入区となる。駅間を見ると…ここには来ないではないか!土地勘のない私鉄
 では、たまにやらかしてしまう初歩的なミス。今さら他に撮るべきものもないし、結局この日は後追い一発で終了と
 なった。まぁ水鏡もきれいに写ったから、よしとするしかないだろう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





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