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77.DD16「セピア色の小海線」返却回送 野辺山のキャベツ畑
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2009.10.18 小海線 野辺山−信濃川上 PENTAX67 smcPENTAX90oF2.8 RVP50(+1)
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この秋は、長野支社管内の各路線で雑客を使った「セピア色」シリーズが運転された。大糸や信越のロクヨン雑
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客、飯山・小海のDD16雑客など編成を見ると垂涎ものの列車が目白押し。ただ、問題は、いつものように先頭を
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飾る無粋なヘッドマーク。一部のマニヤな方々や商業写真的な向きには歓迎されるマークも、善良な小市民的撮
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り鉄(?)である私にとっては無用の長物。これを避けて、結局営業運転には一度も出撃しなかった。
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しかし、本運転終了後の回送は別。看板無しのチビロクが旧客3両を牽いて早朝の小海線を走る…これは写欲
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を掻き立てるではないか! しかも予報はバリ晴れ!LIBERTY氏の白い特急にへっぽこ軍団長・エヌ脇隊長と4乗
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体制で未明の中央道を西へ向かった。が、秋も深まる10月中旬に日の出直後の山間部、光線状態は厳しい。松
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原湖の近くまでロケハンするも、最終的に安全策をとって定番の野辺山のキャベツ畑の直線に落ち着いた。
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7時を回ると追っ掛け組も合わせてズラリと鉄ちゃん大集合。間もなく静寂を破って踏切が鳴り、赤いカマにエス
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コートされたぶどう色の編成が現れた。バケペンの標準レンズで一発勝負。X!小海線では30数年振りという“高
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原列車”の復活。C56でなくていい、DD16の牽引で今後定期的にこんな列車が走ってくれたら…。妄想に耽るのも
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束の間、我々は小淵沢の大カーブに向けて猛烈な?追走を開始した。
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