撮影日記−新作公開−




















































NO. 76
DATE 11.19
76.キハ183系「北海」 仁木のオーバークロス
2009.10.12 函館本線 仁木−余市 NikonF5 AF-SNikkor300oF2.8ED×1.4 RVP100
  長万部Sカーブの「おおぞら」で飛行機無敗伝説は守られた。 しかしこのツアー、出撃前に大型台風が通過した
 ために事前の週間予報からして怪しく、そして嫌な予感は現実のものとなり、2日目終了時点で星取表は1勝2敗
 の負け越し(だと思っていた)。3日目の函館山線は何としても勝ちに結びつけなければならなかった。
  前夜はチバラギ氏と禊の晩餐会。シャッター街と化した駅前に閉口しながらも、「小樽と言えば回転寿司!」と張
 り切るチバラギ氏と運河沿いを探索し、1軒の店に入った。中は受付に列ができるほどの大混雑。あの閑散とした
 駅前は何だったのだろう?しかも向こうのテーブルからは「最近B更新が増えてるみたいでさぁ…」などと怪しい専
 門用語が聞こえてくる。やはり今宵のこの界隈には多くのグループが潜伏しているようだ(笑)。北海道の海の幸を




















































NO. 76
DATE 11.19
 
 楽しんだ後は、道の駅仁木に移動し、サッポロクラシックで〆る。ほろ酔い加減で天を仰げば、夜空に輝く無数の
 星々。明日は勝てるだろう…満天の星に見守られながら寝袋に包まった。
  ところが!翌朝朝一で乗り込んだ稲穂峠の国道クロスは悲惨なまでのどん曇り。待てど暮らせど天候回復の見
 込みはない。別働隊のイチロー氏御一行と溜息をついた。う〜ん、撤収!我々は行き掛けに目を付けていた仁木
 のオーバークロスに撤退することにした。平野部なら確実に雲は抜けているはず。今ツアーで最も楽しみにしてい
 た稲穂峠の「北海」だが、既存のアングルがダメなら晴天エリアでアングルを見つけるしかないのである。
  果たして、仁木は晴れていた。障害物やその影をかわすため、バケペンは300oで、35判はさらにボリューム感
 を狙ってサンニッパ&テレコンで構える。直前までバタバタしていたこともあり、すぐに直線の奥にライトが見えた。
 ここは連続する峠越えへのアプローチ区間。エンジンを精一杯唸らせて、徐々にスピードを上げながら、栄光の国
 鉄特急色は我々の足元を駆け抜けて行った。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





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