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く、近年は不幸な自然災害や初歩的な事故で運休に陥る路線が後を絶たない。近隣のいすみ鉄道も然り。人口減
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少に物価高で地方の鉄道経営には苦しい事情が続く中、小湊だっていつ何が起きてしまうかもわからない。油断せ
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ずに撮れるときにガンガンっとっておいた方がいいよ! とのこと。全くその通りである。というわけで、悔いなく3種
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の構図を整えて列車を待った。
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14時15分過ぎ、駅の脇の踏切が鳴り、タラコ単行がホームに滑り込む。乗降客はいない。ついでに、平日だから
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か朝方天気が悪かったからか、アングル内の変な所に構える他の鉄もいない。 よしよし、レリーズを握ったまま固
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唾を飲んで待つ中、ヨンマルはゆっくりと動き出した。ホームを後にして首カックンの所でD850を連写。短い切り通
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しを抜けて築堤に載った所で残りの2台もレリーズを切りまくる。 久しぶりの3丁切りだったが、モニターを覗くと三
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者三様、撮りたい構図で「紅一点」の気動車を仕留めることができていた。
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ところで、先の“エヌ脇予言”はこの直後、まさかの形で当たることになった。 小湊鐡道の路線・車両自体に変化
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はないが、何とこのアングル内のど真ん中の空き地に、突如ソーラーパネルが設置されてしまったのである。確か
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に例年この時期は枯れススキに覆われている部分が、今年は妙に丁寧に草刈され、整地されているなと不思議に
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は思っていたが、こんな早急に電光石火のアングル破壊が行われるとは…。 「撮れるときに撮っておけ」という古
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くからの鉄ちゃん界の金言をあらためて噛みしめたのであった。
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