撮影日記−新作公開−




















































NO. 75
DATE 11.14
75.キハ183系「おおとり」 愛別のカーブ
2009.10.11 石北本線 愛別−伊香牛 NikonF5 AF-SNikkor300oF2.8ED RVP100
  今年の体育の日連休一番の大ネタだったキハ183ツアー。思わず勢いだけで乗り込んでしまったが、よくよく考え
 ると凄まじい行程である。初日だけ見ても函館発 札幌経由 釧路行き。これを車で追っ掛けるのに一体何百Km走
 るのか、想像しただけでも恐ろしい。結局天気予報も勘案し、道東への追撃は諦めた。翌日は午後から天気が回
 復するという。ならば旭川近辺でまったりし、上川以西で一発迎え撃てばいいか…。チバラギ氏と協議の末、旭川
 でラーメンを食し、万葉の湯で体を伸ばして(←コレ重要)マルヨした。
  さて、2日目。予報の通り北見峠より西では雲は多いながら所々に晴れ間も見え、午後には晴天が期待できそう
 な雰囲気だった。しかし肝心のアングルが…ない!確かに、これまで石北と言えば貨物撮影であり、丸瀬布以東と




















































NO. 75
DATE 11.14
 
 相場が決まっていた。上川までの平野部は全くのアウェイ。それでも今回はマークがメイン、余程オツムのネジで
 も緩んでない限り、リバイバルはマーク撮ってナンボである。まぁ、いつもみたいにカブリついたら何とかなるさ!と
 根気強く沿線を往復した。
  で、ようやく見つけたのがこのポイント。カーブからの立ち上がりを300oで打ち抜けば、緑の林を背に「おおとり」
 マークの特急色がバリ順光線で輝くはずである。紅葉が入らないのは勿体ないが、この天気とこの区間じゃあ仕方
 ない。クマザサ茂る線路脇にゲバを置き、アングルを整理して準備完了。我々の他には逆光側からサイド撃ちする
 マト外れな鉄が一人だけ。列車を待つ間にも「サルボ展望台、何とか晴れ!」「丸瀬布S字、カツく晴れ!」と刻々情
 報が入ってくる。羨ましくもあるが、ここで大●製薬よろしく鷲のマークが極まれば全て納得、さぁ来い「おおとり」!
  ところが、踏切が鳴ると同時にゲリラ雲が登場…。我々の渾身の一撃はあと一歩のところで秋空の悪戯にやら
 れてしまったのだった。こりゃああかんわ。チバラギ氏も私もすっかり肩を落とし、その日は早々と小樽へ移動。裕
 次郎記念館や運河のほとりをドライブしてひたすら気を紛らわしたのであった。それでも、写真というのは不思議な
 もので、後日現像から上がってきたポジは多少コントラストが低いものの、普通にX。これがベルビアパワーってヤ
 ツなのか?う〜ん、何が起こったのだろう(笑)??
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





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