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て午後には白川郷に到着した。 これまでここを訪れたのは、記憶もあいまいな幼少期に一度、10年ほど前の冬に
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歴史研究の部活の生徒引率で一度で、その雰囲気に魅力を感じながらも被写体として対峙したことはなかった。ま
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ぁ、今回もオリンパスのPENFでたしなむ程度ではあるが、薄曇りで時おり西日が射し込む中、向日葵が咲き、稲穂
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が実る里の風景を絡めて独特の建造物にレンズを向けることができた。
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翌日は、もう一つの合掌造りの里、五箇山の菅沼集落と相倉集落を見学し、城端線に沿って高岡に抜けた。午後
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はすっかり曇天ではあるが、お馴染みの道の駅雨晴でのんびりお茶して早めに宿へ。高台のホテルからは富山湾
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が一望できた。しかし低い雲が一面に広がり、当然ながら立山連峰は影も形も確認できない。こりゃあ明日はダメ
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だなぁ…。その夜は安心しきって旨い魚と日本酒でしたたかに酔い、枕を高くして床に就いた。
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ところが…翌朝ふと目覚めると、外はバリバリのドピーカン。さすがに逆光で立山は見えないものの、眼前に広が
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るは青い空、青い海!これはじっとしてはいられない。奥方に悟られぬようそっと起き出して、すぐさまスタンバイ。
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5分後には車を出して雨晴海岸に向かった。以前も撮った定番の展望台を再訪してタラコ3連を押さえる。さて、次
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はどうしよう。同一カットの量産になっても仕方がない。道路沿いのパーキングエリアから女島を画面にあしらって、
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朝日を浴びたヨンマルの顔を切り取ってみた。
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