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745.キハ40 渡川城址俯瞰
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2024.08.11 山口線 渡川-長門峡 NikonD850 AFNikkor180mmF2.8ED ISO200
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遠征2日目からは山口線を攻める。山陰のハイライトが工事中とのことで、代わりにここ数年「DLやまぐち号」で
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研究したアングルにてヨンマルを撮ろうと、長門峡の道の駅をベースに活動することにした。ところが、沿線は標高
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が高く夜の気温が下がる上に阿武川が流れる盆地という地形的な条件が重なり、晴れるほどに霧が出る。翌朝も
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青空に期待して目覚めると、眼前は一面真っ白だった。それでも白いベールの向こうに浮かぶ太陽の輪郭に一縷
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の望みを託して未踏の俯瞰アングルにアタック!1時間近くかけて登頂すると同時に霧が切れてきた。腰を据えて
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機材を展開し、若干のマンダ~ラに悩まされながらタラコ色、そして昼過ぎの「やまぐち号」まで堪能した。
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さぁ、午後はどうしよう? 一度長門峡まで撤退し、昼食を摂りながら頭をひねる。せっかく45周年記念のマークも
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付いているし、返しはD51をアップで撮ろうと駅発車の所に場所取りを施した。が、それまで2時間もヒマするのも勿
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体ない。16時のキハでも一丁撮るかと、以前「DLやまぐち」で訪れた渡川城址に登ってみることにした。
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機材を最小限に絞り、木の繁殖に備えて踏み台をもって山中に分け入る。SLだと煙路を吐かないためしばらく誰
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も来ていないのか、途中の道は荒れ放題で、何度もクモの巣に頭から突っ込み綿菓子?を噛んだ。ようやくてっぺ
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んに辿り着くと、元々広くはなかった立ち位置が、もはや身内2~3名限定となっていた。崖っぷちの枝を処理して、
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どうにか2人でカメラ2台ずつをセット。それでも、汗だくになって来た甲斐はあった。駅の周りは見事に黄色と緑の
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田んぼがカーペットを敷き詰めたかのごとく広がっている。過去2回は田植えの時期に登ったが、夏にはこうなるの
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か!汗を拭きつつ構えてしばし、単行のキハ40が人気のない小駅に滑り込んで来た。
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