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739.小湊鐡道キハ403・405「天北」 第四養老川橋梁
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2024.06.16 小湊鐡道 上総大久保-養老渓谷 NikonD850 AF-SNikkor300㎜F2.8VR ISO200
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6月から突如始まった小湊鐡道とJR北海道のコラボ企画、懐かしのヘッドマーク付き観光急行。 6月までの第1
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弾は私が小学生の頃に廃止された「天北」である。初めのうちは、急行型でもないヨンマル、しかも上下2段窓の本
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州型に北海道の看板を付けてもねぇ…と冷めた目で見ていたが、先陣を切って乗り込んだ諸氏の作例を見る限り
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意外に悪くない雰囲気。この日は不穏ながらも曇りのち晴れの予報だし、そろそろ話題の看板祭りに参加してみよ
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う。光線的にいいスジは最後の上りなので、家族運用のドライブがてら、昼少し前にのんびり京葉道路を南下した。
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前夜は千葉県民の日で珍しく土曜休みだったので、奥方殿としゃぶしゃぶ食べ放題に繰り出していた。腹の奥ま
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で肩ロースに占領され、今日は朝食もまるで喉を通らなかったが、さすがに上総牛久の街中に入った頃には空腹
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を覚えてきた。天候回復の兆しが見えない中、急ぐこともあるまいと珍来の信州味噌ラーメンで腹ごしらえ。しかし、
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店を出ると雲の切れ間から青空が覗き始めていた。これは晴れるぞ! 確信をもってハンドルを握り、上総大久保
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を目指す。奥方を車内に残して林の中の急斜面を降りると、やはりいつもの諸兄が三脚を並べていたのだった。
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1台はサンニッパ、もう1台は70-200㎜の200㎜相当で機材をセット。いつの間にやら鉄橋は燦々と降り注ぐ西日
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に照らされている。6月の光線はまだまだ高いが、定期のスジだと鉄橋の中ほどに影が落ちるため、この臨時急行
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スジが最上の条件だろう。時折薄日になる気まぐれな空にやきもきしながら待つこと30分ほど、遠方からタイフォン
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が響いてきた。 タラコに急行看板は若干不自然だし、心なしか位置が低くてずり落ち気味に見える気もしないでは
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ないが、ちゃちな「里山」マークよりははるかに絵になる。これなら良いかと充分納得してシャッターを切った。
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