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737.えちごトキめき鉄道413・455系 片貝妙高バック
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2024.04.28 えちごトキめき鉄道 関山-二本木 NikonD850 AFDCNikkor105mmF2 ISO200
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一般世界では、連休の計画というのは事前に立てておくものであるらしい。家人に「連休はどうするの? 」と問わ
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れて「考えてないけど鉄には行きたい」と返答すると、予定は早く伝えてくれとお小言を頂戴した。といっても、天気
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次第で家にいるかも知れないし、週間予報もアテにならないから正直“3日前まで予定は未定”が我々鉄ちゃんの
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スタンダードである。だが、このスタンダードに普通の世界の人を巻き込むと迷惑極まりないのもまた事実。とりあ
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えず各種予報に天気図を見る限り4月28日の晴れは確実そうだし、マダラン星人氏からお誘いもいただいた。 連
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休後半はまだどう転ぶかわからないので、直近のチャンスを活かすべく前半に動くことにした。
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深夜の大泉IC付近でマダラン氏と合流し、夜が明ける頃に片貝のいつものポイントに到着。 天気は上々で妙高
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の見え具合もバッチリ。 田んぼにまだ水は入っていないが、麓はいい感じに新緑が始まり山頂には残雪が残る。
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思い描いた通りの雪国の春の情景。さっそくいつもの斜面に三脚を立て、先行の普電を撮って本番に備えていた。
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と…突如として軽トラの大群が現れ、画面左下の畔に整列を始めた。今から畔の斜面の草刈りを始めるらしい。
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さすがに外野の鉄としては文句は言えないが、このタイミングの悪さはないだろう。加えて、本番の往路では列車の
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切り位置付近を農作業に向かう耕運機が並走…。連休初日から何とも運がない。思わず天を仰いだ。
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こうなったら25分後の返しに全てを賭けるしかない。本命の70㎜構図は軽トラ大行列を画面ギリギリでカット。 サ
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ブは105㎜で天地をカツカツに詰めた。後は耕運機のカブリだけはご勘弁。だが、これも列車通過の数分前に画面
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内の田んぼから撤収した。さぁ来い! 間もなく、小鳥さえずる高原に聞き慣れたモーター音が響いてきた。
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