撮影日記-新作公開-




















































NO. 732
DATE 05.31
732.小湊鐡道キハ405・403 上総久保の菜の花畑 
2024.03.22 小湊鐡道 上総久保駅 NikonZ8 SIGMA40㎜F1.4DG HSM ISO200
  上総久保の発車を撮った後は、せっかくのバリ晴れ満開という絶好の条件をフルに活かすべく、石神の菜の花畑
 に急行。里見の交換停もあるため、普通に走って10分ほど前に立ち位置に到着した。案の定先客でそこそこ賑わ
 っていたが、ここ数日SNSでも上がっていた写真で謎だったのは、なぜか立ち入り禁止用の作が足回りに掛かる
 所を切り位置にしていること。 今日も柵で囲われたエリア付近に三脚が数本並んでいる。花の密集具合は高さを
 調節すれば何とでもなるのだから、もう少し手前に引けば良かろうに…と思いつつ自分好みのポジションに陣取っ
 た。そうこうするうちに、すぐにタイフォンが響いてタラコ2連がファインダーに姿を現した。
  終点近いこの場所では、すぐに先程の列車が折り返してくる。往路が行けたなら復路も同じパターンで撮れるは
 ず!返しを菜の花強調の切り取り構図で仕留めてから、すぐに車に飛び乗った。交通量が少ないこともあり、里見
 よりも手前で列車を抜いて、上総久保駅に帰ってきたのが列車通過の5分余り前。先客諸氏が構える菜の花畑の
 角にダッシュして三脚をセットする。本命Z8に40㎜を付けて構図を整え、D850に35㎜を付けてダッコちゃんに固定
 しているうちに踏切が鳴った。それにしても、往路同様、丸裸の銀杏の木の処理が難しい。35㎜構図の意図が定ま
 らないまま列車が入線(汗)。こうなれば、下手に悩んで本命を切り損ねる方がショックが大きい。Z8のファインダー
 だけを注視しして、サイドギラりの瞬間でシャッターを切った。
  後から見返すと、35㎜構図はもう少し下に振って花をたくさん入れるのが正解。とはいえ、初見の条件を限られた
 時間で処理するのは実に難しい。願わくば、来年もここに黄色いカーペットが広がっていてもらいたいものである。





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