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731.小湊鐡道キハ403・405 上総久保の菜の花畑
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2024.03.22 小湊鐡道 上総久保駅 NikonD850 AF-SNikkor85mmF1.8G ISO200
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自慢の?里山トロッコが故障したとのことで、小湊鉄道ではこの春から急遽キハ40限定運用の急行列車が運転
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されることになった。3月はさっそくタラコ2連が登板し色めき立つ向きも多かったが、これから陽の高くなる時期に
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昼前後のスジ、かつ普通列車のイメージの強いキハ40にヘッドマークが付くという過剰サービスで、こちらとしては
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痛し痒しというのが正直なところだった。とはいえ、よくよく運用実績を見ると、平日なら急行に入った編成は日中1
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往復の後、五井14時50分発の25レに流れるらしい。 ならば、今年菜の花がアタリだと話題の上総久保でバッチリ
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順光で頂戴できるではないか!天気と開花情報を睨みながら学年末試験の採点業務のピッチを上げ、花も程よく
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見頃になったとの情報を得て、この日は午後半休を申請。昼過ぎから沿線に車を走らせた。
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混雑を警戒したが、平日ということもあり上総久保駅前の踏切は至って平和な雰囲気。 各地でここぞという時に
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お会いする梅吉おやびんとも遭遇し、最高条件を確信した。だが、一見よさげなこのポイントも、構図を追い込もう
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とすると難しい。菜の花畑を広く入れるにはサイドに寄った方がいい気がするが、駅裏の高圧鉄塔が目立ってくる。
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無骨なエッフェル塔を画面にれるのも如何なものかと、銀杏の木で隠す位置に三脚をセット。しかし、今度は銀杏
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が冬枯れなのが気に入らない。 季節がら仕方ないとはいえ、あばら骨のような木の枝が剥き出しなのは無粋であ
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る。が、そんな銀杏も中途半端に首チョンパだと余計に気になり、下に振って菜の花を多めに…という策もとりづら
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い。苦心惨憺の末、結局銀杏の上部をギリギリ入れて85㎜で落ち着いた。間もなく踏切が鳴り、タラコWが駅に滑
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り込む。しばしの停車の後、黄色の絨毯の上を滑るように動き出したところでシャッターを切った。
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