撮影日記−新作公開−




















































NO. 73
DATE 11.02
73.485系「雷鳥34号」 細呂木駅先端
2009.09.26 北陸本線 細呂木駅 NikonF5 AF-SNikkor300oF2.8ED×1.4 RVP100
  飯山工臨から転戦した北陸は、夜明け前から星一つ見えないどん曇りだった。5時予報では次第に晴れてくると
 言ってはいるが、さて、どんなもんだか…。芦原温泉で蕎麦の花を絡めて「日本海」を撮る予定は即決でトケた。と
 ころが、9時を回ると一転、北から青空が広がってきた。おぉ!たま には天気予報も当たるのね(笑)。肝心の非パ
 ノ「雷鳥」午前の部はすでに通過済みだったため、午前中は上下関係なく撮れる真横のアングルを探し、牛ノ谷付
 近でコスモス・蕎麦畑を絡めて遊んだ。
  午後からは、大土呂の直線と悩んだ末に細呂木駅先へ。月初めに来た時には前列に雛段ができていて撮れな
 かった背後からのド長玉ブチ抜きを極めるべく、午後一番で乗り込む。先客はいたものの、幸い今日は線路脇の
 前列がまだアイレベル。遠慮なく一段高い所を足場にプロ4とハスキーを立てさせてもらい、ゴーヨンとサンニッパ
 &テレコンの2台をセットした。現地で遭遇したのんべい氏とまったり列車を待つ。
  15時半を回り、まずはパイチの貨物が通過。次がいよいよ「雷鳥34号」。今日は38号がパノ編成なので、これが
 私にとって事実上最後の非パノ「雷鳥」である。列車接近を知らせるホーンが鳴ると、西日を受けたヨンパーゴが最
 終コーナーを曲がって長い直線に差しかかる。2台のカメラでモードラ全開。手応えは十分!轟音と共に駆け抜け
 る特急色の風を、心地よく見送ることができた。
  だが、最後で痛恨の選択ミス。妙な好奇心から東海北陸道を経由してみたら、これがトンネル連続の難路線。や
 っと平地に出てもそこは岐阜。全然東京に近付かないやんけ!ナビの距離残数を見て、泣きが入りそうになった。





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