撮影日記-新作公開-




















































NO. 726
DATE 04.17
726.東武100系スペーシア「けごん37号」 アサヒビール俯瞰 
2024.02.27 東武伊勢崎線 浅草-とうきょうスカイツリー NikonZ8 SIGMA50㎜F1.4DG HS ISO200
  PF貨物を撮ってすぐにポートタワーを辞し、幕張ICから京葉道を飛ばして14時過ぎに帰宅。そのままドンケのバッ
 グとジッツオのチビ三脚だけ持って京成電車の客となり、浅草で下車して先月も訪れたアサヒスカイルームに向か
 った。15時少し前にエントランス着いたので時間的には余裕…と思ったが、今日は前回以上にインバウンドのお客
 が多く、ラウンジ入口には列ができていた。やきもきしながら待つこと15分、どうにか間に合うタイミングで中に入る
 ことができ、しかも入れ違いにスカイツリーが見える席が空いた。さっそくベストポジションを確保して、スーパードラ
 イで喉を潤おしながら、今日こそ原色スペーシアの「けごん30号」を仕留めることができた。
  さて、こうなると欲が出て来るもの。折り返しの「けごん37号」を隅田川を渡る鉄橋俯瞰で狙ってみよう。同じ席か
 ら違う角度でカメラを構える。画面右下ギリで首都高をかわし、標準レンズで鉄橋がピタリ。堂々たる鉄骨造りの鉄
 橋の背後には大東京のビル群が立ち並ぶ。そんな中で黒々とした川面にスペーシアの白いボディは実によく映え
 るはずだ。この前は浅草駅に入線する普通電車が編成後部にかかってしまったため、今日は運に期待したい。
  16時、浅草のターミナルを「けごん37号」が発車。 見晴らしがいいだけにスカイツリー方面からやてくる普通電車
 も確認でき一瞬被りを警戒するが、幸い駅を前に減速してくれた。このスピードなら何とか大丈夫だろう。浅草のホ
 ームを出てすぐ旧曲線で右に90度曲がり、ゆっくりと隅田川を渡る原色のスペーシアに注目!夕刻の低い光を浴
 びて、下町の舞台に流線型のフォルムが煌めく瞬間を切り取った。四季折々の自然の中を行く鉄道ももちろん素
 晴らしいが、洗練された私鉄特急を東京らしい景色を絡めて撮るのも悪くないものである。





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