撮影日記-新作公開-




















































NO. 723
DATE 03.25
723.銚子電鉄2000形2001・2501 君ヶ浜インカーブ 
2024.02.27 銚子電鉄 君ヶ浜-海鹿島 NikonZ8 NikkorZ70-200mmF2.8VR S ISO200
  旧中山道観光から帰ると、世間的には連休が明けて火曜日。だが、土曜出勤・火曜休みの私は世の中とは1日
 ズレの3連休である。呆れる家人を横目に、晴れ予報に誘われるように銚子電鉄を目指した。1月に一度撮ったと
 はいえ、3月引退の青い2000形を湘南フェイスに光を当ててバッチリ押さえたい。そのためには日の出とともに現
 地に立っている必要がある。事前に立ち位置の目星をつけて7時少し前に君ヶ浜駅近くの木挽踏切にやって来た。
  あわよくば…の期待は外れて日中運用のスジは3000形だったが、代わりに朝のみ運用は2000系で確定。カーブ
 のイン側の三脚を立てて50㎜で構えた。だが、実際に撮ってみると構図は予想以上にスカスカ。これなら中望遠で
 攻めの構図にしても良かったか…。 気を取り直して、今度は返しをアウトカーブ側からサンニッパのタテ顔面で狙
 う。しかし、こちらも構図的にはもう少し詰めた方が具合が良かったか、気持ちトリミングが欲しい写真となった。
  引退まで期限が迫っているし、今回晴れで撮れただけでも御の字、最悪トリミング加工で我慢してもいいのでは…
 と自分を納得させようとしたが、我が鉄魂はまだそこまで衰えてはいなかった。やはり写真は撮る時が全て!現場
 で全神経を注いで構図を考えるからこそ意味がある。 テキトーに撮って後で加工すればそれでヨシなどという邪な
 考えに犯されてはイカン!どこまでもドMに自分を律し、2週間後の火曜日に再び決戦の舞台に立った。
  今日こそは前回の反省を活かして、イン側から70㎜でセッティング。作例を見れば切り位置から編成後尾の位置
 まで間違いはない。7時過ぎ、朝の静寂を破るように遠方からジョイント音が響いてきた。 至近距離の後追いなの
 で、Z8の高速連写でいざ勝負!モニターには想定通りの満点解答の画像が写し出されていた。





撮影日記トップへ