撮影日記-新作公開-




















































NO. 714
DATE 01.03
714.小湊鐡道キハ200 久野向踏切 
2023.12.10 小湊鐡道 上総鶴舞-上総久保 NikonD800 AF-SNikkor300mmF2.8VR ISO200
  銀杏は終わってしまったものの、関東近郊の紅葉は12月初旬まで楽しめる。願い続けていた紅葉・快晴・タラコ2
 連の組み合わせは、12月初旬についに実現した。多くの鉄ちゃんがこぞって房総半島を目指したらしい。ところが、
 当方はそれ以上に重要な人生を左右するイベントが控えていたため、出撃はウヤ。大変申し訳ないことに付き合い
 の古い鉄ちゃん諸兄もイベントに巻き込んでしまったが、その分飲んで騒いで?大盛況の1日を過ごしたのだった。
  さて、夢から醒めて1週間、前日・前々日にも鉄宴会があり、日曜はどこへ行くかという話題で盛り上がったため、
 この日は家人の許可を得て久々に重い腰を上げた。 鹿島臨海の「大洗エメラルド号」か、伊豆急に入る185系C1
 編成か…この被写体の枯渇したご時世には珍しく、人が集まりそうなネタが重なっている。ただ、鹿島臨海はDE+
 12系1両という“のりもの図鑑”構図では絵にしづらい編成の上、画像を検索するにそれほど心を掴まれるような風
 景的アングルもない。185系は川奈の鉄橋が日没寸前でギリギリ勝負できそうだが、黄砂の襲来でヌケが悪く海の
 色は出なさそうな雰囲気。悩んだ末に、今日こそはタラコWを低い光線で捉えようと、懲りずに小湊にやって来た。
  まずは午前中に、前回気になっていた柿アングルを仕留めようと久野向踏切へ。ベッタリ順光は午後からだが、
 肝心の柿の枝影がキハの顔を直撃するリスクが高い。朱く熟した実を目立たせるにはサイド潰れも悪くないと踏ん
 でここに構えてみた。9時半の列車はキハ200の3連。想像通りのバランスで構図にピタリと収まった。
  次は満を持して11月から狙っていたポイントへ、タラコ2連が入りそうなスジを狙いに行く。いつものようにサンニッ
 パを構え、待つこと小1時間。しかし、今日もやって来たのは白ヨンマル…課題は翌年への持ち越しが確定した。





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