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713．小湊鐡道キハ200 雷神下カーブ
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2023.11.19 小湊鐡道 上総鶴舞－上総久保 NikonＤ850 AFDCNikkor105mmF2 ISO200
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一口に紅葉といっても、木によって色づくタイミングはまちまちである。11月も半ばを過ぎると、房総の山中ではそ
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ろそろ銀杏が見頃の時期。早過ぎても青っぽいし、遅過ぎると色艶がなくなる。油断していると、強風に吹かれて一
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夜にして丸裸になってしまうこともある。 都心で見ている限り12月初旬まで黄金色の街路樹が見られるので与しや
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すく思えるが、なかなかどうして、最高条件で鉄道情景と絡めようと思うと、銀杏は存外難しい相手なのである。
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そんなわけで、今年は遠出も難しいゆえ紅葉戦線はひたすら小湊を攻めた。狙いはもちろんタラコ40。しかし、秋
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口からさっぱりご縁に恵まれず、通えど通えど白ヨンマルと赤胴車のカットばかりが溜まっていくのであった。さすが
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にこの日は相方をほったらかして単独運用とはいかず、ドライブの名目で車を出すことになった。
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出発は６時というとドン引かれたので、運用的に午前中にタラコ登板はないと踏んで素直に一般人のフリをし､雷
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神下カーブの21Ａに狙いを絞って10時過ぎに出発した。上総鶴舞の駅に立ち寄って紅葉真っ盛りの大銀杏を眺め
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飯給の駅を冷やかし、田奴久で昼食を摂ってから養老渓谷を観光。 土産を買って程よい時間にターンし、先週来
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通っている雷神下踏切の先のカーブにやって来た。
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ここからは、足場が悪いから(奇行を見られたくないから)と単独行動。 斜面を上がると北陸の帝王眼氏が先客と
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して三脚を立てていた。簡単に近況を報告して､こちらも機材をセット。両脇に見頃の銀杏を配して列車の登場を待
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つ。さぁ来い、タラコのキハ40！しかし…タイフォンを響かせながら現れたのは、今日もツートンカラーのキハ200。
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これはこれで悪くないけれど、どこか消化不良のまま来シーズンのリベンジを誓ってこの場を去ったのであった。
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