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712.EF64-1000重連8872レ 伊奈川橋梁
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2023.11.07 中央西線 大桑-須原 NikonD850 AF-SNikkor85mmF1.8G ISO200
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8084レを撮った後のんびり撤収で大桑-須原の伊奈川橋梁を冷やかしに行く。次のターゲットは午後の8872レ。
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ほんの下見のつもりだったが、通過3時間前にしては妙に立ち位置が混んでいる。どうしたのかと思ったら、轟音と
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ともにロクヨンの重連が登場!そうそう8084レは須原で若干停まるのだったっけ。すっかり忘れていたが、まぁ昨年
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も同じ列車をここで撮っているし、昨年の方が山の見え具合も紅葉の進み具合も条件は上。周囲の鉄ちゃんたちの
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憐みの視線をてへへ…と照れ笑いでかわし、あらためて本番に向けてベストポジションに三脚を立てた。
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実は今回のもう一つの本命が、ここ伊奈川橋梁の8872レだった。松本を13時台に出て午後のいい時間帯に木曽
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谷を下っていくこの列車は、陽の低い時期限定の8084レ以上に撮影の時期も場所もバリエーションが豊富で楽しめ
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るはずである。特に中央西線のハイライトである大桑界隈は、この時期ならベタベタの光線で通過するに違いない。
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だが、早々に場所取りを施すと、俄かに欲望が頭をもたげてきた。この列車、途中藪原で20分近い停車がある。
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とすれば、上手くいけば追っ掛けも可能なのではないか? 春の新緑シーズンにまさかの来る曇るにやられた鳥居
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峠のオーバークロスでリベンジをしてから、頑張れば間に合う気がしてきた。
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小1時間かけて藪原まで戻り、件のオーバークロスに機材をセット。しかし、紅葉は終わりかけだし、立ち位置は
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片側通行の工事中、そして列車は予想通りサイド潰れの光線だった。こりゃダメだ…。即撤収で追っ掛け開始。木
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曽福島まで2駅先行で逃げ切り、上松の手前から右岸道路でダッシュ!通過10分前に伊奈川橋梁に舞い戻り、立
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てていた三脚に機材をセット。ドライバーズ・ハイも冷めやらぬうちに、最高の光を浴びた原色重連が姿を現した。
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