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抜ける模様。ここ数日晴れ続きで空気が濁っていた分、これは良い方に転ぶのではないかと賭けてみた。実際中
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央道で甲府盆地までは雨、諏訪湖辺りで曇りになり、塩尻ICで降りて木曽谷に入ると徐々に雲が切れてきた。
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それでも、8084レを狙おうと考えていた糸瀬山カーブ付近はまだまだ曇りベース。列車通過まであと1時間余り。
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激的回復に期待して三脚だけ立てて待つ。と、お隣の先客氏曰く、強風による倒木の影響で、朝から上松−南木
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曽は運転見合わせていたとのこと。確かに、しばらくすると約3時間遅れでEH牽引の6088レが登場した。何てこっ
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たい、このポイントは定時を過ぎると光線は悪くなる一方。列車の遅れは致命的である。だが、他の先客氏の見立
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てでは、11時半には運転を再開したし、再開後に松本を出る8084レは所定で来るのではないかという。 こうなった
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ら、来ると期待してベストを尽くすしかない。定番の中望遠ヨコ構図で国道19号がバックに入るのを嫌い、ここは敢
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えて編成を切ってでも道路をカットすべしと、サンニッパのタテ構図でスタンバイした。
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心配は杞憂に終わった。 12時半過ぎ、ストレートの奥に2灯のライトが光る。青にクリームの警戒色、紛れもなく
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原色ロクヨンの重連である。動体予測の置き位置を確認して、2度3度とレリーズを半押し。動作を確認してから主
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役をファインダーに捉えた。 推定通り色付き始めた山裾に、山男にエスコートされたタンク車編成が弧を描く。やっ
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ぱりこの場所はこの撮り方がベストだねぇ! 列車通過後、一人モニターを覗いて悦に入ったのであった。
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