撮影日記-新作公開-




















































NO. 707
DATE 10.21
707.えちごトキめき鉄道455・413系 青海オーバークロス 
2023.08.11 えちごトキめき鉄道 青海-市振 NikonZ8 NikkorZ70-200mmF2.8VR S ISO200
  えちごトキめき鉄道の急行色は、朝の妙高はねうまラインこそ鳥塚社長の肝いりで考えられた妙高バックⅤスジ
 で様々な撮影が楽しめるのだが、昼からの日本海ひすいラインの方がこれといった定番もなく、光線状態も微妙で
 難しかった。特に夕方の2往復目が糸魚川止まりというのがネックで、あの低い光線の時間帯こそ市振まで足を延
 ばしてもらいたい…と常々思っていた。と、今夏から何と夕方スジも延長運転が始まった。ということは、これまで真
 昼のトップ光線で妥協していた青海のオーバークロス(トンネル上?)をベッタリ順光で狙えるということではないか!
  そんなわけで、野尻湖畔でのんびり昼寝して終夜運転の疲れを取り、午後1本目の返しをたにはま公園で撮った
 後は、8号線を西へ進んで青海のポイントへ。妙高バックでご一緒していたマダラン星人氏らと合流して三脚を立て
 た。以前ここを訪れた時は、ヌケが悪かったこともあり475系の復活急行色をペンタ400でアップ撮りしたが、天気も
 上々の今日は迷わず中望遠で海を入れる構図に決めた。
  しかし、切り位置付近のバラストに架線柱のビームの影が落ちている。これは踏んだら完全アウトなヤツである。
 そのギリギリ手前でシャッターを切りたいが、タイミングが早過ぎると顔とビームの間がカツカツになってしまう。昔な
 ら67の一発切りで緊張が走るシチュエーション。こんな時は高速連写の新兵器Z8で勝負を賭けよう。Zマウントに
 置き換えた70-200㎜でスタンバイ。間もなく、軽やかなモーター音とともに西日を浴びた交直流急行色がファインダ
 ーに飛び込んできた。運も味方し、8号線に車がいないタイミングでバッチリⅤ!だが、これに気を良くしてこの付近
 で迎え撃った返しは絵に描いたような来る曇る…。やはり今日は山の日であって海の日ではなかったようである。





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