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701.キハ40 大沼日暮山大俯瞰
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2023.06.20 函館本線 大沼公園-赤井川 NikonD800 AF-SNikkor300㎜F2.8VR ISO200
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函館山バックの急行色を撮影後、すぐに機材を片付けて出発! 次は午前中に下見までしておいた、今ツアーの
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本命日暮山の大俯瞰である。しかし、先程の撮影直前から気になり始めていたのだが、南から徐々に雲ゾーンが
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広がってきている。 GPV改めSWCを見ても雲の帯が津軽半島から渡島半島にかけて北上してきているではない
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か! マズいなぁ…といっても諦めるわけにもいかないため、とにかく現地に急行。 轍でボコボコになった未舗装の
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道を必死のハンドリングで乗り越えてどうにかアングルに辿り着いた。
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高校生の頃、 撮影地ガイドに載っていたここの写真を見た時には「列車が小さいし足回りに鉄橋のプレート掛か
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ってるし…」とあまり琴線に響かなかったが、 経験を積んだからなのか、歳をとったからなのか、オジサンになった
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今となっては、大沼一帯の地形がわかる雄大なアングルが実に素晴らしく映る。 高画素のD850には135㎜で稜線
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の向こうの噴火湾まで写る構図を任せ、D800にはサンニッパを装着して大沼と鉄橋をクローズアップにした。
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と、遠方から熊除け鈴の音と賑やかな話声が近づいてきた。何事かと見ると、地元の小学生と思しき一団の遠足
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のようで、引率の先生に連れられた子供たちが登ってきた。同行するカメラマンの指示の下、ここで記念撮影。お、
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程よく薄雲が出てきましたねぇ、影が出なくてちょうどいい♪ などと子どもを並べてシャッターを切っているが、ふざ
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けてもらっては困る。こっちは薄雲に広がられてはイカンのである!お子様一行が下山してなお小1時間は光線が
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弱り敗色濃厚だったが、16時を回りキハの時間が近づいてくると、再び雲ゾーンから西日が顔を出した。 そろそろ
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列車が赤井川を出る時刻。ファインダーを注視してスタンバイ。間もなく、左から白いキハが音もなく姿を現した。
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