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700.道南いさりび鉄道キハ40 矢不来の函館山バック
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2023.06.20 道南いさりび鉄道 矢不来(信)-茂辺地 NikonZ8 SIGMA50㎜F1.4DG HSM ISO200
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昨年参加したグループ写真展「コロナ禍の線路端から」で、メンバーの1人が出展していた大沼公園の俯瞰に目
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が釘付けになった。これはいい!関西-D.W先輩と2023年に行きたい候補リストに入れ、新緑シーズンの訪問を検
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討していた。が、いざ5月になると諸々多忙なうえに天気の巡り合わせも悪く、出撃機会に恵まれない。そうこうする
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うち、ピンポイントの晴れ間を縫って出撃した先輩から、萌える緑の中を行くヨンマルの画像が送られてきた。残業
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中にスマホを見て人知れず悶絶…。それから苦節1ヵ月、ようやく訪問が叶ったのは6月下旬になってからだった。
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羽田から朝一の函館便で北を目指す。 岩手上空辺りから雲が切れ、津軽海峡上空は初夏の陽光煌めく絶好の
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天気。心配ご無用のバリ晴れの下、早速レンタカーを借りて大沼方面に向かう。まずは3月にラストランの「北斗」
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を撮ったオーバークロスで駒ケ岳を入れて貨物を1枚。その後立ち位置を確かめるため、俯瞰ポイントの日暮山展
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望台まで1往復して、本命アングルの仕込みは完了である。
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ここからは短絡ルートで海峡線方面に抜ける。実は今回、もう1つのターゲットにしていたのが道南いさりび鉄道
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の函館山バック。 午後が順光なので、夕方の大沼俯瞰の前にちょうど良い。電化区間とはいえ、架線柱の合間を
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抜けば単行ヨンマルを撮るのに違和感はないはずである。肝心の運用は、今日は順光のスジが国鉄急行色。ベス
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トはタラコだが贅沢は言えまい。真横で撮ればかつてのキハ53-500のように見えなくもないはずだ。
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木陰に三脚を立て、新兵器Z8に50㎜を付けてセッティング。クジラの背のような函館山とキハを上下に配してシ
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ンメトリーな構図がベストだろう。待つこと約30分、潮風に乗って軽やかなジョイント音が響いてきた。
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