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70.485系「雷鳥34号」 南今庄カーブ
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2009.09.20 北陸本線 南今庄駅 NikonF5 AF-INikkor500oF4ED RVP100
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近年の長玉志向の風潮に流されて、この夏ついに導入してしまった500o。しかし、大枚叩いて買ったはいいが、
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山崎駅先の「なはつき」も天竜川の「富士ぶさ」もない今さら、一体どこで使うねん!というのが大きな悩みであった
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(汗)。しかし!非パノ「雷鳥」の終焉が現実味を帯びてくると、各HPでチラホラ“南今庄の500oアングル”を目にす
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るようになってきた。おお、これだ、これしかねぇ!高価なレンズを手にすると、レンズを使うのではなくレンズに使
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われる…なんて話をよく聞くが、ゴーヨンに使われるんだったら上等である。手ぐすね引いて出撃の機会を待った。
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チャンスはシルバーウィークに到来。前回アップした飯山雑客の後、期待外れの曇天に嫌気が差してDD149001
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氏とともに北陸へ転戦した。狙いはもちろん南今庄。午前中は、別働隊で到着したゴルきち氏や前日から残留して
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いたへっぽこ氏、朝だけ参戦のコサカミ氏などみんなで集まってループ俯瞰に登頂し、期限間近の非パノ「雷鳥」な
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どを極め、午後からゴルきち氏と勝負の地に向かった。
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杉津越えの旧線跡を経由して、13時過ぎには現地に到着。一番乗りでホーム端に三脚を並べた。まずはデジで
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各種調整。「サンダー」を標本に左右・天地のバランスを見ながらアングルチェック。動体予測も動きを確認。準備
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は万端である。しかし天気が…。セッティングしてからというもの、列車通過時は全てマンダ〜ラかどん曇り。う〜
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ん…。そして運命の16時半。西の空には巨大な厚い雲。諦めの溜息の中『エリーゼのために』が流れた。と、背後
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の杉林に一筋の光。光は徐々に線路を照らす。画面全体がエロエロの斜光線に包まれた瞬間、カーブを切って
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「雷鳥」参上!まさかの逆転サヨナラ勝ち。ガッツポーズのまま、しばし我々はその場を動くことができなかった。
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