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697.381系「やくも9号」 阿哲峡俯瞰
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2023.05.02 伯備線 備中神代-布原 NikonZ7Ⅱ SIGMA50㎜F1.4DG HSM ISO200
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30分おきに上下列車が行き来していた津山線も、朝の通勤通学時間帯を過ぎると列車の本数がパッタリと減る。
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陽も高くなってきたしこれ以上の長居は無用。牧山の俯瞰を降りて移動することにした。行先は具体的には決めて
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いないけれど、このエリアまで来たら「やくも9号」狙いで伯備沿線は確定だろう。場所を押さえるには少しでも早い
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方が良い。山陽ICから高速に乗って新見にワープ。気付くといつもの阿哲峡に車を走らせていた。
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好天&新緑のピークということで、道路脇の駐車スペースには他府県ナンバーが縦列駐車。見るといつもの鉄仲
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間の諸兄が集結しているようである。さっそく立ち位置に上がると、やはり見知った顔が三脚を並べていた。
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今回はこの場所に来ることは想定していなかったため、広角レンズは一切携行せず、もっともワイドで50㎜の標
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準のみ。潔く右肩にZ7Ⅱに50㎜のセットをぶら下げて、左肩にはジッツォ1本という軽装備で登ってきてしまったが
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逆にそれが功を奏した。 崖っぷちの前列まで皆が並んでいるため、もはや24㎜や28㎜は互いに干渉してしまって
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構えるのが不可能。広々とした渓谷の風情を入れることはできないが、淡い緑と藤の花を強調すると割り切って、
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そのまま50㎜で構図を調整した。
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同窓会よろしく歴戦の猛者のみなさんと談笑に興じているうち、 数本の「やくも」で肩慣らしをしていよいよ本番を
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迎える。季節柄光線は硬いが、眩い新緑がそれを補って余りある最高条件。間もなく背後から鉄橋を渡る音が聞こ
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えると、足元のトンネルから6連の特急色が飛び出してきた。朝に続いて大満足の1カット。次の特急色「やくも」は
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夕方の24号。速やかに撤収し、ロケハンのため針路を北にとることにした。
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