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と連休まで温めておいたのだった。
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道路の看板に従って、細い道を延々グネグネと上がる。山頂広場の藤棚の下が車の停め位置である。払暁の空
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に中国山地の山並みが続き、南には岡山の街並みと遠く瀬戸内の海が見える。そして眼下には旭川に沿って山裾
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を縫うように走る細い鉄路…ここ1ヵ月、まるで天候に恵まれなかった身には眩し過ぎる程の最高条件! わざわざ
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三脚を2本も持って新幹線に乗った甲斐があったというものである。早速市街地バックに70-200oを付けたZ7U、
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川沿いアングルに180oを付けたD850を構えた。
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とはいえ線路が走るのは山間部の谷間である。アングル内に陽が当たり始めたのは6時半を回ってからだった。
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だが、この時間は通勤・通学時間帯ということもあり、 何とこの絶景ポイントにタラコ色のキハが30分おきにやって
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来る。 刻々と光の角度が変わっていく中、レンズを変え構図を左右に振りつつ、原色の国鉄型気動車が入れ食い
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状態! 何と贅沢なのだろう。そしてメインの被写体は、7時40分に上って来る4連の岡山行き。新緑の明るい緑に
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朱色5号の4両編成が実によく映える! このカットを押さえてから、市街地を背にしたサイド撃ちも極めて大満足。
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“国鉄型最後の聖地”は、特急色の走る伯備線だけではなかったようである。
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