撮影日記−新作公開−




















































NO. 69
DATE 09.30
69.DD16「飯山線全通80周年号」 越後田中俯瞰
2009.09.19 飯山線 越後田中−足滝 NikonF5 AF-SNikkor300oF2.8ED×1.4 RVP100
  早くも“シルバーウィーク”なる呼称がすっかり定着した今年の秋の大連休。世間様は浮かれていたが、こちらは
 夜のオ・シ・ゴ・ト♪が通常通りで連休にならず(泣)。週間予報で晴れマークがズラリと並んでいるのを見ながら遠
 征合宿を断念し、近場で飯山線の雑客に出掛けることにした。きっと田んぼがいい色をしているはずだ。
  金曜深夜、景気のいい予報の割にスッキリしない東京上空を気にしつつ、関越〜上信越経由で信州へ。松代で
 仮眠から覚めると…やはり空はどん曇りだった。でもまぁ、朝5時予報でも日中は青空が広がると言っているし、列
 車の発車は9時過ぎ、何とかなるだろう。1発目は替佐−蓮の俯瞰。現地にはあきんどカントクやキロラー氏、関西
 方面の諸兄など知った顔が集結し、皆で念力を送る。時折晴れ間が覗くようになってきた。が、残念、あと一歩で太
 陽は雲隠れし、初戦は敗北。2発目は定番平滝の直線へ。痛々しいマークには目をつぶり、色付く稲穂を入れて構
 図を決める。通過5分前、晴れ。しかし!汽笛が聞こえると同時にゲリラ雲が襲来し、逆転負け。これで2連敗。
  最後の勝負は越後田中の俯瞰。雲が多くリスクは高いが、看板が目立たず田んぼがきれいに入るのはここしか
 ない。案の定、高台から見えるエリアはそこかしこがマンダ〜ラ。晴れゾーンを切り取るため、サンニッパ&テレコ
 ンの長玉勝負に賭けた。間もなく遠く汽笛が響く。ゆっくりと列車が近付いてきた。アングル内は露出全開!さぁ来
 い、早く来い!もどかしい気持ちでレリーズを握り締め、切り位置から全力でモードラを回し切った。
  結局晴れはこの1枚だけで、この日はほぼ終日曇りベース。すっかりウソ予報に翻弄された1日だった。連休で
 経済効果がありそうだからといって、“政治主導”の3割増しアゲアゲ予報だけは勘弁願いたいものである。





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