撮影日記-新作公開-




















































NO. 685
DATE 03.19
685.しなの鉄道115系 信濃追分浅間山バック 
2023.01.11 しなの鉄道 信濃追分-御代田 NikonD850 AFDCNikkor105㎜F2 ISO200
  この日の湘南色115系は、朝方北しなの線を1往復した後しな鉄前線を走破し、日中軽井沢-小諸を往復する運
 用。雪景色を堪能できないのは残念だが、逆に言うと黒姫バックと浅間バックという2つのハイライトを一網打尽に
 できるチャンスともいえる。浅間山を背にしたポイントとしては、御代田の大築堤から山容をドーンと捉えるアングル
 を一度撮ってみたいと思っていた。光線から考えると、軽井沢から折り返してくる1発目がベスト。平日で多少コスト
 はかかるが、信濃町ICから高速課金で小諸までワープした。
  撮影地の駅間は把握していたものの詳細な立ち位置までは知らなかったため、ナビでアタリを付けながら沿線を
 流す。御代田駅近くの築堤で間違いないことまではわかったが、アプローチに少々手間取った。 ハイソでセレブな
 方々のお別荘が立ち並ぶ細い道の奥にお目当ての場所を発見したときには、列車が軽井沢を発車する時間が迫
 っていた。邪魔にならないところに車を寄せてセッティング。 105㎜で山を寄せて3両分ピッタリの構図をつくる。本
 当は1.5両分で編成を切って山をアップにしたカットなども狙ってみたかったが、もう時間切れ。間もなく、モーター音
 も高らかに、ファインダーに湘南色が飛び込んできた。
  しな鉄の115系復活塗装ではスカ色もなかなか魅力的ではあったが、やはり浅間山を背にしたこの区間に最も似
 合うのは国鉄時代に実際走っていた湘南色である。冬枯れとはいえせっかくの撮影日和。この後は御代田-平原
 の浅間バック、KDDI工場脇のオーバークロスと撮影地をはしごし、最後はこの築堤の反対側から線路脇に寄って、
 日没間際のエロ光線でアウトカーブ顔面撃ちを仕留めてミッションを終えたのだった。





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