撮影日記-新作公開-




















































NO. 684
DATE 03.12
684.しなの鉄道115系 古間のオーバークロス 
2023.01.11 しなの鉄道北しなの線 古間-黒姫 NikonZ7Ⅱ SIGMA40㎜F1.4DG HSM ISO200
  3学期が始まって最初の休前日、連日の12時間労働を終えて疲労困憊で帰宅し、何となくいつものルーティンで
 天気予報サイトを巡回する。 どうせ冬型固定で日本海側は荒天だろう。近場の小湊辺りで気分転換に軽く鉄する
 か…とタカを括っていたら、何と…長野北部~新潟富山一帯までGPVが真っ黒に染まっているではないか! しか
 もこんな日に限ってしなの鉄道では湘南色が朝方妙高高原往復の運用に入っている。 内心めんどくさいと思いつ
 つも、こんな予報を見てしまっては家でじっとしているわけにはいかない。 とりあえず数時間だけ仮眠をとって、疲
 れた体に鞭を打つように、3時出発で夜間割引を活用して外環~関越~上信越道に車を走らせた。
  たまには努力は報われるものである。翌朝のしな鉄沿線では、妙高から黒姫まで北信の山々がこれ以上ない抜
 け具合で威容を誇り、木々という木々は前日までの降雪と低温で樹氷と化していた。これは、一冬に一度の大当た
 りを引いてしまったようだ。さっそく定番のオーバークロスに急行してセッティング。この条件とこの運用の割には先
 客は僅かに1名と拍子抜けしたが、無事に自分なりのベストポジションを確保することができた。
  過去に幾度かこの場所を訪れながらも、陽の高い季節だったり黒姫のご機嫌が斜めだったりとなかなか最高条
 件に巡り合えていなかったが、今日は一発主席合格間違いなし!ただし木の影が抜けてくれればだが。気を揉み
 ながら、次第に増えつつあるギャラリーとピン電を見送るうち、辛うじて3両分ほど築堤にきれいに陽が当たるよう
 になってきた。間もなく、凍てついた架線にスパークを散らしながら湘南色3連が登場!D850に50㎜、Z7Ⅱに40
 ㎜、D800に35㎜という豪華?3丁切りで今日の主役を迎え撃った。





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