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682.美袋駅舎と381系「やくも25号」 美袋駅通過
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2022.12.30 伯備線 美袋駅 NikonD5 AFNikkor85㎜F1.8G ISO5000
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8084レの停車が減って西線貨物はずいぶん撮影効率が悪くなった。野尻発車の後はぼちぼちロケハンして落合
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川の鉄橋真横で81レを撮り、試合終了。土岐市のスーパー銭湯でひと風呂浴びて、いよいよ我が車の遠征最西端
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岡山に向けて終夜運転が幕を開ける。とはいえ名古屋はもう目と鼻の先。尾張小牧のJCTを過ぎれば近畿まです
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ぐであることは、かつて「日本海」や「雷鳥」に通った経験でよく覚えている。そして京都南IC以西は関西-D.W先輩
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と組んで幾度も通った道。新名神で北摂の山の裏手を突っ切って中国道に短絡する。だが、兵庫県に入ってさす
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がに疲れが出てきた。上月・楢原・勝央とPA・SA各駅停車で仮眠をとり、東の空が白む頃に新見ICを出た。
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どうにか伯備沿線に辿り着きはしたが、疲労と睡眠不足は撮影の大敵である。高梁川から発生した霧に覆われ
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た沿線を流して備中川面の鉄橋に三脚をセット。 朝霧は晴れの予兆という言葉を信じて待ったが、念を送る元気
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が足りなかったか、国鉄色「やくも8号」は通過直前の急激な天候回復も空しくバックの林が陰って再履修案件とな
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った。ただ、これは人の力ではどうしようもないから仕方ない。次に本命9号の秘蔵バリ順ポイントに出向くが、こち
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らは1時間も前からピン電で調整ができたにもかかわらず、構図の詰めは甘いは動体予測の設定を間違えるはと
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散々な失態で、貴重な晴れ間をふいにしてしまった…。やはり寝不足で線路際に立つのはよろしくないようである。
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千載一遇の幸運を人為的ミスで逃した私に鉄の神様もお怒りになったのか、その後は予報に反して曇天の日々。
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撮れ高を稼ぐために“夜の部”に力を入れた。 美袋駅の木造駅舎から特急色の通過をブラす。381系の原形を留
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めるためシャッターは1/50sec。チャンスは一瞬。通過の轟音をBGMに、タイミングを測って指先に力を込めた。
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