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空きは無し。久々に片道700km超の自走ツアーを敢行することにした。だが、果敢に海峡線「はまなす」や奥羽のブ
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ルトレに通っていた三十路そこそこの頃とは違い、いきなり一晩で岡山までワープするのは体力的にムリ。中央道
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経由で出発し、行き掛けに原色重連の西線貨物を撮って行くことにした。
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年末年始は高速の休日割引適用なしという愚策のせいで、被写体は昼過ぎに通過するというのに、夜間割を使う
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べく未明に出発。眠い目をこすりながら中央道を塩尻ICで降り、19号をのんびり転がして野尻付近にやって来た。
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藤村の作品を引くまでもなく、山深い木曽谷では綺麗に編成を入れて、かつ中央アルプスの山々を配するアングル
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はなかなかない。その中で、この野尻のストレートは2両目のカマが目立たないという短所を差し引いても、長玉で
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銀嶺を背後に引きつけられる稀有な場所なのだった。
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ただ、いざ現地に立つと山と線路のバランスが今一歩。線路沿いを右往左往して、木曽駒のピークを右上、カマ
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を左下で構図を整えることにした。「しなの」で様子を見ながら待つこと約2時間。遠方から国鉄色のEF64 1026が
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姿を現した。とりあえずひたすら連写して、ギリギリ次位機が見えているカットを選んでみた。
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