撮影日記−新作公開−




















































NO. 680
DATE 02.07
680.名鉄6000系6011F こどもの国1号踏切 
2022.12.23 名鉄蒲郡線 こどもの国−東幡豆 NikonD850 AF-SNikkor300oF2.8VR×1.4 ISO200
  昨今とみに痛感するのは、メインの被写体が終わった後に食指の動く第二候補がないということ。はるばる遠征
 して1発こっきりで帰路に就くのももったいないが、転戦するに値する相手がいないことにはどうにもならず効率が
 悪いことこの上ない。その点、衣浦のKEはありがたかった。東に20kmほどスライドすれば、名鉄蒲郡線には昨春
 から白帯が復活して話題になっている名鉄6000系がいる。 大きな側面窓など洒落たデザインを狙いながらもイマ
 イチ垢抜けないもっさりしたスタイルが、かえって名鉄らしくて好ましい(名古屋の人ゴメンナサイ!)。
  さて、蒲郡線最大の見せ場はこどもの国がある丘陵地帯から三河湾をバックに見下ろす大俯瞰だが、地図を見
 る限り冬場は光線がよろしくない。一面枯れ木色なのも味気ないため俯瞰は夏場に繰り越して、今日のメインは線




















































NO. 680
DATE 02.07
 
 路沿いでの面パン写真である。何点かの作例によると、こどもの国駅西側の築堤が昼から順光で行けそうだった。
  現地は道は細いながら小さな踏切になっており、おあつらえむきに車が停められる空地もあった。 光線がサイド
 がちの午前中は、道端のミカンの実を入れて85oでセッティング。しかし、今日はいわゆるクリスマス寒気が到来し
 たとかで、とにかく風が冷たい。海が近いこともあり身も凍るような強風が遠慮なく吹き付ける。と、この冷たい空気
 が三河湾から水蒸気を巻き上げたのか、2本ほど列車を撮ったところでにわかに上空が寒気雲に覆われ、雪まで
 ちらつき始めた。こうなればしばし車内に撤収である。 小1時間荒れた天候をやり過ごし、再び青空が戻った頃に
 はすっかり順光時間帯になっていた。
  今日は帯無しノーマル編成と白帯編成が蒲郡−吉良吉田を交互に往復する運用。次は白帯が正面からやって
 来る。ここはせっかくなので本命の面パンを頂こう!踏切のアウト側からD850にサンニッパ×1.4テレコン、それに
 欲を出してD5にゴーヨンの2段構えで陣を敷く。 13時半、片面1線のホームから6011Fが発車。165系とキハ58を
 足して2で割ったような独特の顔が、冬の日差しをベッタリ浴びてファインダーに現れた。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





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